女性を魅了する“ニュー銭湯”増加の理由に迫る!
ヘアケアブランド「TSUBAKI」は、20~40代の女性300名を対象に、銭湯とスーパー銭湯に関するアンケート調査を実施。その結果、今どきの女性の多くが実際、銭湯に関心の高い“銭湯女子”だということが分かった。
同調査では、銭湯とスーパー銭湯に関心のある女性が全体の約8割に上ることが判明。全体の半数近く(44.3%)の女性が「スーパー銭湯や銭湯に行きたいと思うし、実際に行くことがある」と回答した。理由を聞いてみると、第1位は「リラックスのため」(80.5%)、第2位は「リフレッシュのため」(75.9%)との結果になった。
また、最近の銭湯について聞くと「きれいな銭湯が増えている」(81.0%)、「女性が入りやすそうな銭湯が増えている」(80.3%)と、多くの人が好イメージを抱いている様子。銭湯研究家の町田忍氏も「ここ数年、銭湯に若い女性のお客さんが増えてきました。理由はいくつかあると思いますが、新しいタイプの銭湯が増えてきたことが、多くの女性を惹きつけているのではないかと思います」と話す。5年ほど前から、個性的な銭湯、女性好みの銭湯が次々と登場しているのだそうだ。
こうした“ニュー銭湯”増加の背景には、オーナーの代替わりがあるのだとか。「30~40代の人が後を継ぎ、それを機に新しい感覚でリニューアルするようになりました。これは全国的な傾向で、“ニュー銭湯”は今、都内だけで40店近くに上ります」と町田氏。
そこで、町田氏がおすすめするのが、都内にある「武蔵小山温泉 清水湯」(品川区)と、「南青山 清水湯」(港区)。前者は、ジェットバスや露天風呂、女性専用の岩盤浴、横になって休める休憩スペースなどの設備が充実しており、自家製温泉卵も好評だ。後者は、“湯が全て軟水”という点がポイント。高濃度炭酸泉、シルク風呂、サウナ、レインシャワーなどを完備した、都会のリラクゼーションスペースとなっている。入浴と共に、日常と少し違う時間を楽しめそうだ。
さらに、2月11日から3月31日(木)までの期間限定で登場した華やかな“TSUBAKI湯”も見逃せないスポット。「大黒湯」(東京都墨田区)が、写真家・映画監督として活躍中の蜷川実花とコラボレーションし、トレンド感いっぱいの空間に変身!蜷川監修のカラフルな壁絵や、のれん、椿の花などが設置された美しいスポットに足を踏み入れれば、テンションが上がること間違いなし。
その他、浴室にプロジェクションマッピングを投影する美術館のような銭湯「天然温泉 久松湯」(東京都練馬区)や、休憩室に1万冊のコミックを置くユニークな銭湯「立川湯屋敷 梅の湯」(東京都立川市)など、“銭湯女子”の心をつかむ、パワースポットのような銭湯も登場。美肌や癒しを手に入れに、訪れてみてはいかが?【東京ウォーカー】