会田誠一家も参加!「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展が東京都現代美術館で開催!

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2015.7.24
 アルフレド&イザベル・アキリザン 「住む:プロジェクト―もうひとつの国」展示風景 2013年 金沢21世紀美術館 撮影:木奥惠三 画像提供:金沢21世紀美術館【参考図版】

アルフレド&イザベル・アキリザン 「住む:プロジェクト―もうひとつの国」展示風景 2013年 金沢21世紀美術館 撮影:木奥惠三 画像提供:金沢21世紀美術館【参考図版】

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東京都現代美術館にて「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展が2015年7月18日(土)―10月12日(月・祝)まで開催される。

現代美術館では夏休みにこどもたちのための展覧会を企画しているが今年は4組の作家たちが、美術館の展示室のなかに、「ここではない」場所への入口を作る。
参加作家はヨーガン レール、はじまるよ、びじゅつかん(おかざき乾じろ 策)、会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)、アルフレド&イザベル・アキリザン。

 

ヨーガン レール《浜辺のゴミで作ったランプ》2013年

ヨーガン レール《浜辺のゴミで作ったランプ》2013年


「社会」と「わたし」の交差点。「ここはだれの場所?」と問いかけ答えを探すうちに、地球環境や教育、自由についてなど、わたしたちがこれからを生きるために考えるべき問題が、おのずと浮かび上がる。
学校に行かなくていい日。美術館で、こどもたちと一緒に、私たちの場所をもう一度探してみるのもよいかも。

注目はアーティストのお母さんとお父さん(岡田裕子(1970-)、会田誠(1965-))、中学二年生の息子(会田寅次郎(2001-))の三人からなる会田家。プログラミングが得意な寅次郎は、学校の外で、大人たちと一緒に世界やビッグデータを相手にプロジェクトを展開している。三人はそれぞれのやり方で、学校や社会など外の世界に対するストレスや批評精神をもとに、「それとはちがう場所」をユーモラスに作り上げている。社会への大きな入口でもある、彼らのちょっと変わった家の中を覗いてみてみるのはいかがだろう。

 

また、江東区のMUJIN-TO Productionでは会田・岡田夫妻の息子・会田寅次郎が3歳から11歳までの9年間に撮影し続けた長編物語「TANTATATAN」について、会田寅次郎と、同作の出演・製作・編集にかかわった、無人島プロダクション作家の卯城竜太(Chim↑Pom)と松田修によるトークイベント「TANTATATANの世界」を開催されるのでこちらもチェックしたい。
 

イベント情報
おとなもこどもも考える ここはだれの場所?

会期:2015年7月18日(土)―10月12日(月・祝)
開館時間:10:00〜18:00
 *2015年7~9月の金曜日は21:00まで
 *入場は閉館の30分前まで
会場:東京都現代美術館 企画展示室1
観覧料:一般1,000円(800円)/ 大学生・専門学校生・65歳以上800円(640円)/ 中高生600円(480円)★小学生以下無料★
 *小学生以下は保護者の同伴が必要です
 *( )内は20名以上の団体料金

*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)は無料です。
*毎月第3水曜日は65歳以上の方は年齢を証明できるものを提示していただくと無料になります。
*本展で「MOTコレクション」もご覧いただけます。
*同時開催「オスカー・ニーマイヤー展」「きかんしゃトーマスとなかまたち」 

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