HOWL BE QUIET、大盛況のメジャーデビュー前夜「一緒に戦おうな」

レポート
音楽
2016.3.9
HOWL BE QUIET「チャンス到来TOUR~決戦前夜編~」東京公演の様子。(撮影:ヤオタケシ)

HOWL BE QUIET「チャンス到来TOUR~決戦前夜編~」東京公演の様子。(撮影:ヤオタケシ)

HOWL BE QUIETが本日3月8日に東京・渋谷CLUB QUATTROにて「チャンス到来TOUR~決戦前夜編~」の東京公演を実施した。

明日3月9日にシングル「MONSTER WORLD」でメジャーデビューを果たすHOWL BE QUIET。会場には彼らの晴れ舞台をひと目みようと大勢のファンが詰めかけ、フロアは開演前から熱気に包まれていた。

バンドの紹介ムービーが上映されると、メンバーが1人ずつステージ上に登場。竹縄航太(Vo, G, Piano)は「今日は最高の1日にしよう」と挨拶し、バンドは「From Birdcage」から勢いよくライブをスタートさせた。2曲目「PERFECT LOSER」では、黒木健志(G)と橋本佳紀(B)の2人がステージの両サイドに設置されたお立ち台の上に乗り、アグレッシブな演奏でフロアを盛り上げていく。曲の合間に竹縄は「今日は、今までの僕たちとこれからの僕たちをつなぐ大事な1日です。来てくれてありがとう」とファンに感謝の言葉を投げかけ、フロアを沸かせていた。

さらに彼らは「クローバー」「Merry」など、2013年12月に発表した音源「DECEMBER」の収録曲を立て続けにプレイ。竹縄はフロア中央に用意された花道まで歩いていき、オーディエンスと笑顔でハイタッチするなど、ファンとの交流を楽しんでいた。また彼はメンバーの岩野亨(Dr)の演奏にいちゃもんをつけるなど、奔放なトークで観客を笑わせていた。

ライブ終盤、1度ステージから去ったメンバーは「MONSTER WORLD」の“Dirty ver.”のミュージックビデオで着用していたカラフルな衣装にチェンジ。彼らは「ライブオアライブ」でライブを再開させ、クライマックスに向けてフロアのテンションを引き上げていく。その後は「Daily Darling」「レジスタンス」と新曲を連投。曲間で竹縄がフロアを見渡しながら「一緒に戦おうな。1人じゃねえぞ」と声をかけると、場内は盛大な拍手と歓声で包まれた。本編最後のナンバーは、彼らのメジャーデビュー曲である「MONSTER WORLD」。同曲の演奏中に照明がブラックライトに変わるなど、趣向を凝らした演出でファンを驚かせた。

アンコールでは青いスーツを着た竹縄と黒木が登場。彼らは自分たちを「2人組アイドルユニット・タッケー&剣士」と自己紹介し、フロアの花道に腰掛ける。それからSMAP「オレンジ」をカバーした。最後に4人がステージ上で合流すると、最後の挨拶をする。竹縄は「みんなの大本命になりたくて音楽をやっています。俺たちの根本は変わらないから、これからもよろしくお願いします」とファンにメッセージを送り、メンバーとともに「孤独の発明」をプレイ。大盛況の中、この日のライブをフィナーレを導いた。

なお「チャンス到来TOUR~決戦前夜編~」の大阪公演は、3月16日に大阪・Shangri-Laにて実施される。

HOWL BE QUIET「チャンス到来TOUR~決戦前夜編~」※終了分は割愛

2016年3月16日(水)大阪府 Shangri-La

音楽ナタリー
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