大泉洋「ディカプリオに似ている」と米アカデミー賞受賞に自信!
花沢健吾の人気コミックを映画化した『アイアムアヒーロー』(4月23日公開)の完成報告会見が3月21日に都内で開催され、大泉洋、有村架純、佐藤信介監督、原作者の花沢健吾、エグゼクティブプロデューサーの山内章弘が登壇。ポルト国際映画祭に参加した際に、海外の観客から「ディカプリオ!」と声をかけられたという大泉が、「最終的にはアカデミー賞までいきたい」とアメリカのアカデミー賞受賞に意欲を見せた。
原因不明の感染によって、人を襲う謎の生命体へと変貌したかつての人間と、彼らから生き残ろうとする人々との壮絶なバトルを描く本作。振り切った迫力の描写で、シッチェス・カタロニア国際映画祭で2冠、ポルト国際映画祭でも2冠を達成するなど、海外でも高く評価を受けている。
劇中でショットガンを構えている大泉だが、その姿が「『レヴェナント』のレオナルド・ディカプリオと似ている」ともいわれており、ポルトの観客からも「ディカプリオ」との声がかかった様子。大泉は、「見間違えたんですね。やっぱり似ているんだなと改めて思いましたね」とにんまり。「この会見、ディカプリオ見ないよね」と言いつつ、司会からディカプリオが間もなく来日することが伝えられると、「ええ!?来るの?これ、見せちゃダメよ」と慌てて、会場の笑いを誘っていた。
世界のファンタ系映画祭を賑わせおり、「最終的にはアカデミー賞まで行きたい」と意気込んだ大泉。「だってディカプリオ、獲ってたでしょう?あるわ、同じ画角で撮っているんだもん」と再びディカプリオに触れ、自信のほどをのぞかせていた。
大泉は、「日本で作ると、こういうことになってしまうんだというガッカリ感だけにはなってほしくなった」と原作の魅力をどう表現するのかに撮影前は不安があったそう。しかしパワフルな撮影現場を通し、「日本でこれだけのものを作れるんだと誇らしかった」と手応えも十分。ヒーローになっていく主人公を演じた大泉を見て、有村は「おんぶされるシーンがあるんですが、背中が大きく見えてすごくかっこよかった」と絶賛。花沢も「原作者としてもこれだけ納得出来る作品はなかなかない」と晴れやかな表情を見せていた。【取材・文/成田おり枝】