ミュージカル『マーダー・バラッド』11月に日本上演決定

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2016.4.5
ミュージカル『マーダー・バラッド』

ミュージカル『マーダー・バラッド』

ミュージカル『マーダー・バラッド』の日本での上演が決定した(2016年11月、天王洲銀河劇場)。もともと本作はニューヨークのオフブロードウェイで上演された、休憩なし90分間のロック・ミュージカルである。舞台に登場するのは4人(と生演奏バンド)。日本では、中川晃教平野綾橋本さとし濱田めぐみが演じる。また、訳詞・上演台本を森雪之丞、演出を上村聡史、音楽監督を島健がそれぞれ担当する。主催・企画制作はホリプロ。

オリジナルは、脚本・歌詞をジュリア・ジョーダン、音楽・歌詞をジュリアナ・ナッシュという二人の女性によって作られ、2012年にマンハッタン・シアター・クラブで初演、その後、ファンの熱い要望により2013年5月からユニオン・スクエア・シアターで短期間だけ再演された。その上演を見た韓国の俳優でプロデューサーのキム・スロがライセンス上演を即決し、同年11月にはソウルのロッテカードアートセンターで韓国語版をスピード上演、こちらも人気を呼び、その後も場所を変えて再演が重ねられてきた。話題作だっただけに日本人客も多数観ている。

筆者も本作を、ニューヨークとソウルの両方で観ている。バー(西洋居酒屋)を舞台に、硬質なのに退廃感の漂うシンプルなロックミュージックに乗せ、男女の色恋のもつれが繰り広げられる。米韓では通常の客席以外に、バー仕立ての舞台内の客席(ステージシート)のチケットも購入することができたため、抜群の歌唱力とセクシーさを兼ね備えた俳優たち(男も女も)による臨場感あふれる“客いじり”が目当ての観客たちは、これに大悦びで“参加”していたのを鮮明に覚えている(とりわけ韓国版のほう)。この趣向が日本でも取り入れられるかは現時点で定かでない。

なお、予習をしたい人にはオリジナル・オフブロードウェイ版のサントラ「Murder Ballad: A New Musical (World Premiere Cast Recording)」がアマゾンなどで購入可なのでオススメする。韓国語版サントラは現在入手困難の模様。

さらに、ニューヨーク・ユニオン・スクエア・シアターでの公式動画もどうぞ↓
 
 
最新韓国公演の動画↓
 
【追記】 本作、ロンドンはウエストエンドでも、2016年9月29日から12月3日までジ・アーツ・シアターで上演されることが判った。主演はケリー・エリス。彼女は『ウィケッド』のエルファバや『キャッツ』のグリザベラなどを演じてきた英国のミュージカル・スターである。コベントガーデン広場で行われた、2016年のオリヴィエ賞授賞式プレイベントでは『マーダー・バラッド』劇中ナンバー「Mouth Tattoo」を披露した。(下記36:26~約3分間↓)
 
 
公演情報
ミュージカル『マーダー・バラッド』

■日時:2016年11月11日(金)~27日(日)
■会場:天王洲銀河劇場
■出演:中川晃教・平野綾・橋本さとし・濱田めぐみ
訳詞・上演台本:森雪之丞
演出:上村聡
■音楽監督:島健
■公式サイト:http://hpot.jp/stage/murderballad
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