「我々とともに幸福と快楽の頂点に」B'zスタジアムツアー完遂

「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」愛知・ナゴヤドーム公演の様子。 (写真提供:VERMILLION RECORDS)

「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」愛知・ナゴヤドーム公演の様子。 (写真提供:VERMILLION RECORDS)

B'zのスタジアムツアー「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」のファイナル公演が、昨日7月26日に愛知・ナゴヤドームで開催された。

このツアーは、3月にリリースされた通算19作目のオリジナルアルバム「EPIC DAY」を携えたもの。「EPIC DAY」のジャケットの赤い風船をモチーフとした映像が流れるオープニングを経て、1曲目は最新シングル曲「RED」。赤いフラッグがはためく中、威風堂々としたサウンドに乗って松本孝弘(G)と稲葉浩志(Vo)が登場すると、オーディエンスは一気に高揚する。続いて印象的なサビとシャッフルビートにあわせて観客が軽快に踊る「NO EXCUSE」。3曲目は1995年発売のシングル「ねがい」のカップリングに収録されていた「YOU&I」で、懐しく意外な選曲に客席からは「おお!」という声が上がった。

稲葉は「我々とともに幸福と快楽の頂点に上り詰めようじゃありませんか」というMCでドームを沸かせる。その後は「EPIC DAY」の収録曲を次々と投下し、バンドサウンドを強調したアレンジの「Exit To The Sun」、稲葉が珍しく歌詞のテーマをMCで語ったラブバラード「君を気にしない日など」、「コレデイイノダコレデイイノダ」という呪文のようなフレーズで大合唱が巻き起こった「Man Of The Match」など曲が重ねられるうち、場内の一体感は増していった。

サポートメンバーの紹介を挟み、ライブは後半戦へ。「熱き鼓動の果て」では演奏途中に稲葉が下手、松本が上手から小さな移動型ステージに乗ってアリーナをそれぞれ半周ずつ回る。向かった先にはサブステージが設けられており、ここで2人は向かい合ってイスに腰かけ「ZERO」を披露。これまでのツアーでも何度も演奏してきたナンバーを、ボーカル、ギターを中心にハーモニカとハイハットの音色が響くシンプルな編成で届けた。

「そろそろ有頂天になる時間じゃないですか!? なろうぜ! なるぜ!」という稲葉の投げかけがあった「有頂天」をきっかけに、終盤はメインステージにメンバー全員が再集結して畳みかけるような展開に。強力な四つ打ちのビートでドーム全体が揺れた「ultra soul」、宙吊りにされた2台のレーシングカーが煙を吐き、火を吹いて地上へと落下するという演出でオーディエンスの度肝を抜いた「BURN」、スロット、ダイス、ルーレット、自由の女神などのバルーンやカラフルなライティングで彩られた「Las Vegas」など、B'zらしいダイナミックなステージが繰り広げられる。そして、松本のハードかつソリッドなギタープレイを主軸としたアッパーな「EPIC DAY」で本編が終了した。

ファンの歓声とウェーブに応えて、B'zはアンコールで2曲を演奏。「イチブトゼンブ」「愛のバクダン」というパワーポップチューンで稲葉が人と人とのつながりをストレートに歌い上げ、ツアーのフィナーレは幸福感に満ちあふれた。

B'z「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」
2015年7月26日 ナゴヤドーム セットリスト

01. RED
02. NO EXCUSE
03. YOU&I
04. TIME
05. HEAT
06. アマリニモ
07. Exit To The Sun
08. Black Coffee
09. 君を気にしない日など
10. Man Of The Match
11. 熱き鼓動の果て
12. ZERO
13. Blue Sunshine
14. 有頂天
15. ultra soul
16. スイマーよ!!
17. BURN
18. Las Vegas
19. EPIC DAY
<アンコール>
20. イチブトゼンブ
21. 愛のバクダン

音楽ナタリー
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