ゴールデンウィークに行きたい美術館・ギャラリー10選!

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2016.4.29

今年のゴールデンウィークは金曜日に始まり、連休が取りやすい曜日の並びですね。見落としたくない、という方のためにTokyo Art Beatで掲載中の数ある展覧会からオススメを抜粋します!

まずは都内の大型展覧会から。
日本にも多数のファンがいる写真家、ライアン・マッギンレー。待望の国内美術館での初個展「BODY LOUD!」が、初台・東京オペラシティアートギャラリーで開催中。壁面いっぱいにカラーとモノクロが混在するヌード写真が並ぶ様は壮観です。

 

#RyanMcGinley #BodyLoud! #TokyoOperaCityArtGallery

A video posted by Tokyo Art Beat (@tokyoartbeat) on Apr 15, 2016 at 8:28am PDT

 

ライアン・マッギンレー 《YEARBOOK》(部分)

中庭の緑も色濃くなってきた原美術館。ゴールデンウィーク最終日まで開催中の佐藤雅晴 「東京尾行」では、佐藤が実写をトレースしたアニメーションや平面作品を発表。2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて変わり行く東京の今を描いた最新のアニメーションのシリーズは「東京尾行」と名付けられ、東京のリアルはなんなのか、観終わっても反芻したくなる映像のインスタレーション展です。水曜夜は20時まで夜間開館!

佐藤雅晴 《バイバイ・カモン》

紀尾井町に特設会場を建てて開催されている「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ – 旅するルイ・ヴィトン)」展は必見。創業からの旅やトランクといったブランドの歴史をたどるだけでなく、村上隆、ダミアン・ハースト、リチャード・プリンス、草間彌生を始めとしたアートとのコラボレーションの数々も。公式アプリ「LV Tokyo Expo」を使うと場内でのインタラクティブな仕掛けが体感可能!
入場無料、会場は銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅D出口より徒歩6分。

 

「Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ - 旅するルイ・ヴィトン)」展 「絵画用トランク」ルーム

ファッション好きには、国立新美術館での「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」も見逃せない展示のひとつ。ファン垂涎の初期コレクション、「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」、「A-POC」、さらには吉岡徳仁と佐藤卓による会場構成も魅力的。美術館に持ち込まれた巨大な織機を用いた、プリーツ加工の実演を眺めるだけでも楽しい! 実演は、開館日の毎朝11:00〜12:00(金曜日は11:00〜12:00と18:00〜19:00の2回)。会期は6月13日まで。

 

ISSEY MIYAKE会場風景

3年に一度の森美術館のグループ展「六本木クロッシング2016展:僕の身体(からだ)、あなたの声」はもう5回目の開催。今回は日本、韓国、台湾の4人のキュレーターにより20組のアーティストが選定され、「私」の身体や他社との関係性についてをテーマに展示しています。

六本木クロッシングにも参加中の毛利悠子は恵比寿のwaitingroomで個展を開催中。「Pleated Image」と題された個展では、これまでも扱ってきた蝶の模型などのオブジェや過去のインスタレーションをブラッシュアップし、動く模型をスキャンしたデータが延々とflickr上でアップデートされる画像も。過去の美術史も参照しつつ、独自のイメージを提示しています。

 

#YukoMohri #PleatedImage #waitingroom #butterfly #mediaart

A video posted by Tokyo Art Beat (@tokyoartbeat) on Apr 9, 2016 at 7:42am PDT

 

浅草橋のCASHIでの二人展・帆苅祥太郎 + 川村喜一 「HOLE/WHOLE」にも注目。“場との関係性”に着目した新作インスタレーションは、彫刻と台座、空間を捉え直す意欲作です。

表参道のスパイラルでは、毎年ゴールデンウィークに恒例の「SICF17」(第17回スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)が5月1日〜4日まで。2日ずつで前半・後半に日程が分かれます。過去受賞者による「MINA-TO 『Art Wall Vol.3』」や、「SICF PLAY 2016」も同時開催中なのでいずれもチェックをぜひ!

DIC川村記念美術館では、「サイ・トゥオンブリーの写真- 変奏のリリシズム -」が8月28日まで開催中。トゥオンブリーの初期から晩年の写真約100点を核とし、絵画・彫刻・素描・版画も紹介されています。ここへ来たからには、この季節は庭園もあわせて楽しみたい! 美術館、自然散策路もフジが見頃。DIC総合研究所のツツジ山は、5月5日までの土・日・祝日限定で一般公開。都内から公共交通機関の方は、東京駅発着の高速バスが速くて楽チンでオススメ。

横浜の根岸台にある馬の博物館では、山口晃「馬鑑」が開催中。なぜ馬の博物館かといえば、約12年ぶりに「厩図」の新作を披露、さらに桃山時代の《厩図》(館蔵品)と並べて展示するなど、馬とオートバイを合体させた合戦図を描いてきた山口ならではの企画。初の博物館での展覧会とのこと。

さらに足を伸ばして、新潟県十日町市では、廃校となった小学校の体育館をリニューアルさせたミュージアムが昨年の大地の芸術祭にあわせてオープンしています。その名も清津倉庫美術館は倉庫でもあり、美術館でもあり、今年は「つらなるかたち」展という企画展が開催されます。榎忠、冨井大裕、金氏徹平、袴田京太朗、磯辺行久という、個性的な5人が集まった展覧会が開催中。夏にもまたオープン予定とのこと。

榎忠 《薬莢 Cartridge》

上記の美術館では、東京オペラシティアートギャラリー、原美術館、森美術館、DIC川村記念美術館で美術館・アートイベント割引アプリ「ミューぽん」が利用可能です。まだお持ちでないアートファンには、必携のアプリ。この機会にダウンロードを!
Tokyo Art Beat公式アプリもいつも以上に活用してくださいね(祝日などイレギュラーな開館日時には要注意)。

おなじみTokyo Art Map 春号も都内各地で配布中。ぜひ見つけてみてください♪

主な配布先はこちら:Tokyo Art Mapについて

 

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A photo posted by Tokyo Art Beat (@tokyoartbeat) on Apr 13, 2016 at 3:05am PDT

 

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