松田龍平、サプライズの誕生祝いに困惑!「恥ずかしさがヤバイ」
イタリアのウディネ・ファーイースト映画祭で2冠を達成した『モヒカン故郷に帰る』(公開中)の凱旋舞台挨拶が5月7日にテアトル新宿で開催され、松田龍平、前田敦子、沖田修一監督が登壇。映画祭での受賞とともにサプライズで松田の誕生日を祝うこととなり、松田が「恥ずかしさがヤバイ」と困惑しきりの表情を見せて会場の笑いを誘った。
本作はモヒカン頭の売れないバンドマンが故郷に帰り、末期ガンの父親の夢を叶えようと家族全員で奮闘するホームドラマ。5月9日に33歳の誕生日を迎える松田にはサプライズで、誕生日をお祝いすることとなったこの日。特製の誕生日ケーキが登場するや、会場は「龍平くん、お誕生日おめでとう!」の大合唱となった。
前田が「おめでとうございます!」と声をかけると、松田は「ありがとうございます」と困惑しきり。監督が「困っている顔がすごい」と苦笑いを見せると、会場も大爆笑だ。動揺がおさまらない様子の松田は、「いやあ、もう幸せです。素晴らしい年にしたいなと」と必死にコメントしつつ、「はあ、恥ずかしさがヤバイ」と大照れ。「がんばります!」と抱負を口にしていた。
第18回ウディネ・ファーイースト映画祭で、ブラック・ドラゴン賞、ブロンズ・マルベリー賞の2冠受賞を果たした本作。沖田監督と松田は現地入りし、授賞式にも参加した。松田は「素晴らしい経験をさせていただきました。とても楽しかった。イタリア料理はおいしかった。景色もすごいきれいでした」とイタリアを満喫したことを告白。受賞の瞬間については、「時間が空いていたので寝てしまっていて。ボーッとした状態でいたところ急にテンションが上がった」と飄々と明かして、会場の笑いを誘っていた。
現地に赴くことができなかった前田は「行きたかったです」と恨み節で、2冠達成のニュースもツイッターで知ったという。松田が「連絡しないですいません」と謝ると、前田は「報告はなかったですね」とさらに攻撃。松田は「沖田さんが浮かれちゃってたんで」と監督に罪をなすりつけ、沖田監督も「二人とも浮かれてた。酔っ払ってました」とうれしさのあまりに報告しそびれたと弁解していた。【取材・文/成田おり枝】