世界最大のRPG原作映画『ウォークラフト』 “CG界の神”ILM社の最新技術に迫る特別映像解禁

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2016.6.22

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7月1日公開のファンタジー映画『ウォークラフト』の特別映像が解禁された。

映画『ウォークラフト』の原案は、日本でも大ヒットを記録したアクションRPG『ディアブロ』シリーズや、全世界で700万人のプレイヤーを誇る『オーバーウォッチ』で知られるブリザード・エンターテイメントによる同名ゲーム。シリーズの『ワールド・オブ・ウォークラフト』は、2008年に登録者最多のMMORPGとしてギネス世界記録に認定された人気作だ。剣と魔法の世界“アゼロス”を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなどの数多の種族が、国や一族、愛する者を守るために生死をかけた決断を迫られる壮大な物語だ。メガホンを取るのは、死去したデヴィッド・ボウイさんの息子であり、『月に囚われた男』などのSFサスペンスで独自の世界観を描いて評価を得てきたダンカン・ジョーンズ。

今回解禁された特別映像は、本作の特殊効果を担当したスタジオ、ILM(インダストリアル・ライト&マジック)の最新技術に迫ったもの。スタジオダンカン監督が「最重要課題はオーク族のビジュアル」と語り、映画関係者からも“CG界の神”と崇められるILMのVFXチームは、微妙な表情の表現に限界がある特殊メイクではなく、顔のフェイシャル・キャプチャーを進化させた新たな方法に挑戦。本映像では、オーク側の主人公であるデュロタンを演じたトビー・ケベルの微妙なニュアンスを含んだ表情すべてがキャプションされ、瞬きから口角の動き、目のかすかな揺らぎにいたるまで、見事に表現される様が紹介されています。また、今回は“ヘアクラフト”という毛専門の技術も導入。オークの躍動感の表現に見事に寄与している。

壮大な世界観を持つ本作は、数々の名作を手がけてきたILMのスタッフ陣にとっても刺激的な仕事だったようで、VFXスーパー・バイザーのジェフ・ホワイトは「夢のような機会だったよ」と嬉々として語っている。そして「彼らはまさに映画の最先端だよ」と力強くILMを褒めるダンカン監督の言葉に、否が応でも期待が高まる。

 

映画『ウォークラフト』は7月1日(金)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー

作品情報

『ウォークラフト』
 

 

(c) 2016 legendary and universal studios 


監督・脚本:ダンカン・ジョーンズ『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』 
脚本:チャールズ・リーヴィット『白鯨のいた海』
キャスト:トラヴィス・フィメル、ポーラ・パットン、ダニエル・ウー、ベン・フォスター、ドミニク・クーパー ほか
原題:Warcraft: The Beginning 

(c) 2016 legendary and universal studios 

配給:東宝東和

【あらすじ】
“アゼロス”は長い間、平和な時代が続いていたが、悪しき勢力が迫っていた。その者たちとは、滅びゆく故郷“ドラエナー”を捨て、新たな定住地を求めるオークの戦士である。オークたちは、世界と世界をつなぐ異次元の入口“ダークポータル”を開き、侵略を始めていた。人間たちはアゼロスを守るため、強力な魔力を持つガーディアン、メディヴの力を借り、オークとの全面戦争を決意する。しかし、アゼロスの騎士ローサーは人間とオークのハーフ、ガローナと協力し全面戦争を避けようと試みる。一方、人間との戦いに疑問を持っている一人のオーク、デュロタンも争いを避け、一族を守るために、人間と手を結ぶことを決断するのだが……果たして、この壮絶な戦いの先に待つ結末とは。
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