『私の奴隷になりなさい』亀井亨監督が描く壮絶なる性の境地 映画『アルビノ』公開決定

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2016.7.3
 ©2016「アルビノ」製作委員会

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『私の奴隷になりなさい』の亀井亨監督の最新作『アルビノ』が7月23日に公開されることが決定し、予告編、ポスタービジュアルが解禁された。

壇蜜主演の映画『私の奴隷になりなさい』で注目を浴びた亀井監督が挑む次なるテーマはGID(性同一性障害)だ。最新作『アルビノ』では、”女性であること”に違和感を抱く主人公・屋島と、若い女性・九が女として生まれた業に向き合い堕ちていく姿を、乾ききった視線で切り取る。女性が女性を愛することの過酷な激情と、加速する奈落への道を冷徹な演出で切り結び、亀井監督は観る者を慄然させる壮絶なる性の境地へと導く。

 

 

主演は、高橋伴明監督の『赤い玉、』ほか大胆な演技で妖艶な光を放ち続ける女優・不二子。相手役で、父親とも通じる女性・九を21歳気鋭の女優・真上さつきがチャレンジしている。ハードでありながらチャーミングな亀井演出を、二人の女優はどう受け止めどう表現したのか?

©2016「アルビノ」製作委員会

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公開決定を受け、不二子、真上、亀井監督からのコメントも到着している。

■不二子コメント
自分のなかに屋島を探した。脚本を読んだ時から、撮影に入るまで怖かった。この役をやらせてほしいと云ったけれど、監督の思いを体現する屋島になれるのか。真上さつき―九は小さな指をしていた。はじめから寄りかかってきた。かわいいと思った。欲望を感じた。守りたいとおもった。 

■真上さつきコメント
あらすじ通り、ドロリとした同性愛者のお話です。屋島役の不二子さんに感情を引き出してもらい、亀井監督に助けてもらい、この様な触れるだけで壊れそうな脆い「九」が出来上がりました。劇中で九が屋島にアルファベット型のキャンディーを渡します。そのキャンディーから読み取れる九の心情は胸打たれます。亀井亨監督作品に参加出来ました事を心から感謝しております。

■亀井亨監督コメント
8年前に書いたGID(性同一性障害)の話。今は理解も広まっていますが自分の想像力のみのルールの中で生きている人には伝わりにくい話。簡単、簡潔に伝わる事が重宝される昨今、そこでしか生きられない人たちがいます。伝わりにくい感情を作品でより深く伝えたい。

映画『アルビノ』は7月23日(土) 渋谷 アップリンク他 公開

作品情報
映画『アルビノ』
 
©2016「アルビノ」製作委員会

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不二子 真上さつき
幸将司 YOSHIHIRO 齊藤光司 谷川みゆき
監督・脚本:亀井亨 企画:永森裕二 プロデューサー:森角威之
撮影監督:中尾正人 音楽:河野亜希子 録音:甲斐田哲也 編集協力:江橋佑太 キャスティング:渡邉直哉 助監督:島崎真人
制作担当:齊藤光司 撮影助手:坂元啓二 ヘアメイク:唐澤知子 Web制作:伊藤あやこ 宣伝美術:猪俣美紀
制作プロダクション:TOHOO 製作:「アルビノ」製作委員会 2016年/日本/91分

【あらすじ】
もてあましてた、女であることを。
場末の配管工会社に勤める屋島(不二子)は、「女」である事に違和感を抱えたままの日々を過ごしている。女でいるために男に抱かれたりもしてきたが、足るに至らない。ある日、屋島は仕事である家を訪ねる。そこには、中年の父親(YOSHIHIRO)と若い娘、九(真上さつき)が住んでいる。九の粘ついた視線に戸惑う屋島。配管作業中にチラチラ視線を交わすうち、両者の目線は同じ粘度に発酵していく。やがて、まるでそれが必然であるかのように、2人は触れ合い、激しく求め合うようになっていく。九と体を重ねることで初めて屋島は自分の中の「女」を受け入れることができるようになっていく。しかし、ほどなく屋島は九とその父親の姦淫を目撃してしまう。欲望と嫉妬は、すべてのバランスを崩していく―。

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