真夏の都会の漆黒の闇に震撼せよ! 『東京タワーに伝わる怪奇 感視カメラ』体験レポート

レポート
2016.7.30

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日本のシンボルでもある東京タワーの地下1階、タワーホールでは現在9月4日までの期間限定でお化け屋敷が開催されている。『東京タワーに伝わる怪奇 感視カメラ』と題されたこのお化け屋敷は、昨年大好評を博した『東京タワーに住み憑くあの子』を手掛けた“松竹お化け屋本舗”のスタッフによる東京タワーお化け屋敷の第2弾だ。今回は、夏にぴったりのひやりとした恐怖を体験、レポートする。

<ストーリー設定>
東京タワーが開業して数十年後、地下1階に1台の監視カメラが設置された。そのカメラには、様々な怪奇現象が映り込み、さらにカメラに映った人たちは、その直後に不可解な事故に巻き込まれるという現象が続いた。そんな不気味な出来事が続いた為、地下1階エリアは封印され、誰も立ち入ることはなくなった。
そして、2016年夏。真相を探るべく、地下1階エリアの封印が、ついに解かれる……。

 



お化け屋敷へ入場すると、まず暗い小部屋で映像が流れ始めた。何やら地下1階に設置された1台の監視カメラに映りこんだ人は不可解な事故にあうらしい。映像が終わると、暗闇に届くわずかな薄明かりを頼りに奥へ進むことになった。

 

暗いということ以外はよくあるビルの一室。こんなに暗い場所を歩くのは何年ぶりだろうか。幼い頃に体験した田舎の漆黒の闇を思い出してちょっと背筋がひやっとした。

人間、“知らない”ものは怖いので、とりあえず部屋の中を色々と調べてみることに。ここがどのような所なのかがわかって来ると先に進めるようになった。奥へ奥へと潜入していく感じが忍者の潜入工作っぽく感じて、思わず抜き足差し足忍び足と、楽しんでいる自分がいた。

静寂に包まれた通路を手探りで進んでいると、奥の方から悲鳴が。何があるんだろうという恐怖感と期待感を胸にさらに進んで行くと、そこには監視カメラのモニターに映りこんだ筆者が……。監視カメラには注意しようと思っていたのに、完全に不意を突かれてしまった。

――期待と失望、慎重と大胆、不安と安心。こういった相反するものの間を揺れ動きながら奥へ進むのは、綱渡りのようなものだと感じる。真夏の暑い時間の体験だったが、心の綱渡りの恐怖感を楽しんだ後には清涼感を覚えた。

エアコンの温度設定に気を配らなければならない現代で、暑さを少しでも緩和するために積み重ねられてきた日本式ホラーをもう一度見直しても良い時期かも知れない。

 

©松竹株式会社

イベント情報
東京タワーに伝わる怪奇『感視カメラ』

 日時:2016年7月15日(金)~2016年9月4日(日) 12:00~21:00(最終受付20:30)
 会場:東京タワー地下1階 タワーホール
 入場料金:【大人】800円(中学生以上) 【子供】500円(4歳以上) ※3歳以下は無料です。
 
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