五感で楽しむアートイベント『FLOWERS BY NAKED 魅惑の楽園』が六本木ミッドタウンで開幕 内覧会レポートをお届け
FLOWERS BY NAKED《BIG BOOK》
今年1月に日本橋で開催され、若い女性を中心にInstagramなどでも話題を呼んだ『FLOWERS BY NAKED 秘密の花園』。この人気アートイベントが、今年の夏、ラグジュアリーな六本木の街に再上陸する。8月31日(水)までの間、東京ミッドタウン・ホールにて『FLOWERS BY NAKED 魅惑の楽園』が開催中だ。女性はもちろん、カップルのデートにもぴったりなこのイベントの魅力を紹介しよう。
見て、さわって、五感で楽しむ体験型アートイベント
場内マップ
会場に一歩足を踏み入れると、アロマの香りがふわりと鼻腔をくすぐる。「花を五感で楽しむ」というコンセプトのもと、会場内の各コンテンツに合わせて、オリジナルのアロマミストが使用されているのだそう。
大きな壁に孔雀がうごめく《MOSAIC FLOWERS》
ストレリチアの花言葉は「全てを手に入れる」
大きな孔雀の羽がうごめく壁の前に立つと、その人の前にスルスルと植物が伸び、花が咲く。スクリーンに登場するのは、ハイビスカスやプルメリアといった夏らしい25種類の花たちだ。また、画面にはそれぞれの花言葉も浮かび上がってくる。こういった観客の動きに反応してする作品は「インタラクティブアート」と呼ばれており、会場内のコンテンツはほぼすべて、こういった観客参加型の作品となっている。
ハッシュタグをつけてInstagramに写真を投稿すると、場内のスクリーンに反映される《BLOOM! BLOOM! BLOOM!》
『FLOWERS BY NAKED』の大きな特徴といえば、会場内を自由に撮影して、その写真をSNSなどにアップできることだ。単にアートを鑑賞するだけでなく、実際に作品に触れたり、写真撮影をしながら楽しむことができる。ここでも"体験型アートイベント"としてのコンセプトが反映されている。
「#flowersbytnaked」のタグをつけて、会場内で撮影した写真をInstagramに投稿してみよう。すると、空中に浮かぶ巨大なスクリーンに、その写真が次々と反映されていく。「コミュニケーションアート」と呼ばれるこのコンテンツには、作品としての決まった完成形はない。来場者の手で創り上げられ、どんどん更新されていくのだ。自分の写真がどの場所にあるのか、探してみるのもおもしろいだろう。
光る球体オブジェに触れると、壁に映し出された楽園のプロジェクションマッピングが躍動する《LIFE》
中央に咲くひまわりのオブジェに触れると、周囲にひまわりのマッピングが投影される《SUNFLOWER》
オリジナルジュースやアルコールを楽しめるバースペース
ジュースバー『BAYAN TREE』
そして、会場内には飲食スペースも。ハワイにあるバーニヤンツリーを模したジュースバー『BAYAN TREE』だ。こちらでは、楽園をイメージしたオリジナルカクテルやコールドプレスジュースなども満喫できる。スタンディングで軽くお酒を楽しみながら、アロマの香りに包まれたオシャレな空間を堪能する時間は格別なものだ。
FLOWERS BY NAKEDオフィシャルシャンパンのモエ・エ・シャンドン
花にちなんだ限定ショップやグッズ、ワークショップにも注目!
グッズコーナー
『FLOWERS BY NAKED』では、アート展示だけでなくグッズショップもとても充実している。公式グッズのなかでは、前回開催時に完売したオリジナルマスキングテープがイチオシだ。ほかにも、会場内で使用されているオリジナルのアロマグッズをはじめ、関連グッズやコラボグッズが多数販売されている。華やかでかわいらしいものが多いので、思わず目移りしてしまうことだろう。
ポップアップストア『FUGA』
グッズ販売とは別に、青山のフラワー&プランツショップ『FUGA』のポップアップストアも出店されている。こちらでは、花屋で花を選ぶように、花壇の中から自分の好きな花を選んで、バルーンフラワーやフラワーバッグなどのアイテムに加工することができる。また、フラワーアクセサリーやテラリウム作りを体験できるワークショップも開催されているので、併せて参加してみてはいかがだろうか。
またSPICEでは、この『FLOWERS BY NAKED』の総合演出を手掛ける、株式会社NAKEDの松村亮太郎氏にインタビュー取材を敢行した。体験型アートイベントはどのようにして誕生したのか? 女子ウケする企画発想力の秘訣は? など、NAKEDと村松氏の哲学に迫る内容となっている。こちらもぜひチェックしてみてほしい。
ヒットする企画の秘訣は『女子力の高さ』にあり? NAKED代表・村松亮太郎インタビュー