平野良、塩野瑛久、宮城紘大、加藤里保菜らが密室殺人事件に巻き込まれる!『名探偵コナン×ライブミステリー ~洋上の迷宮(ラビリンス)~』
(前列左から)宮城紘大、平野良、塩野瑛久、加藤里保菜、(後列左から)浜本ゆたか、中道裕子、三上市朗、江戸川コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
8月10日(水)から新宿・紀伊国屋サザンシアターにて、『名探偵コナン×ライブミステリー ~洋上の迷宮(ラビリンス)~』の公演がスタートした。
本作は『名探偵コナン』のテレビ・劇場版20周年を記念して企画され、観客自身が探偵になり、事件の謎を解明する舞台型謎解きステージだ。物語は「事件編」「捜査編」「解決編」と分かれ、ある豪華客船で起きた殺人事件について観客が推理を行い、「解決編」で答え合わせを行うという、舞台演劇と謎解きを同時に楽しめる形式となっている。
『名探偵コナン×ライブミステリー~洋上の迷宮(ラビリンス)~』 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
平野良、加藤里保菜 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
中道裕子、浜本ゆたか ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
宮城紘大、平野良、塩野瑛久、加藤里保菜 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
同日、初日の前に囲み取材と公開稽古が行われ、出演する平野良、塩野瑛久、宮城紘大、加藤里保菜、浜本ゆたか、中道裕子、三上市朗、そして演出の村上大樹が登場した。
まずは村上から「本当にお客様が主役。コナンくんと一緒に船の中でおきた事件の謎を解く、という普通の舞台とは違う経験が出来るものとなっている」と語り、「謎解き、ということもあって、説明や段取りがかなり緻密になっているので、キャストの皆さんは間違いが許されないという緊張感の中で演じているところも魅力です」というと、キャストたちが一斉に苦笑いを浮かべる。
豪華客船の中で働くボーイ…実は以前、大学生探偵と呼ばれていた葉上良一を演じる平野は、「ライブミステリーということで、ただお芝居をするだけじゃなく、僕らも内容を理解してお客様に届けないといけないので、そこは全員でちゃんとまとめてきたと思います。素敵な舞台になることを確信しています!」と意気込む。
平野良 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
平野良、三上市朗 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
豪華客船のお客の一人、藤堂英人役の塩野は「いい意味でお客様に悩んで考えていただく舞台なので、皆さまと一緒に楽しんでいきたいと思います」とコメントし、同じく客の一人、真部聖夜役の宮城は「お稽古のときから、お客様がどんな反応をするのかが凄く楽しみでした。いい舞台になっています」と初日が待ちきれない様子。
藤堂、真部とは大学時代の友人であり、この船旅中に大財閥の跡を継ぐことをお披露目する鈴本すみれ役の加藤は、「ライブミステリーらしく、たくさんまどわされ、そして、まどわすことができるように頑張ります」と緊張しながらも笑いを誘っていた。
塩野瑛久 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
宮城紘大 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
加藤里保菜
本作の製作発表のときに、「娘が『名探偵コナン』の大ファン」と語っていた三上は、「舞台を観てちゃんと謎解きに参加してもらいたいので、台本は娘には見せていません」と笑いつつ、「ミステリーはすごく難しい。特に生の舞台ではハプニングがつきものなので、そこはチームワークでカバーし、物語をお見せしつつ、ミステリーの部分も楽しんでいただきたい」とシメていた。
平野良、浜本ゆたか、中道裕子、三上市朗 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
ゲネプロでは、一言一句の言い間違いがあっても観客に違う推理をさせてしまう、ということで、アドリブはもちろんNG、台本通りにきっちり演じていくことに皆必死で挑んでいた。ストーリーはシリアスだが、途中で見せるダンス・パフォーマンスは事件と対照的に笑顔になれる見どころとなるだろう。
『名探偵コナン×ライブミステリー~洋上の迷宮(ラビリンス)~』 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
宮城紘大、平野良、塩野瑛久、加藤里保菜、浜本ゆたか ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
【東京】2016年8月10日(水)~8月21日(日) ※8月17日(水)休演日
紀伊國屋サザンシアター
【札幌】2016年9月16日(金)~9月17日(土)
道新ホール
【大阪】2016年9月22日(木・祝)~9月25日(日) ※9月23日(金)休演日
松下IMPホール
■演出:村上大樹
■出演:平野良、塩野瑛久、宮城紘大、加藤里保菜、浜本ゆたか、中道裕子、三上市朗 ほか
■公式サイト:http://www.conan-livemystery.jp/