きりく・ハンドベルアンサンブル クリスマスコンサート 世界が驚嘆する奇跡のように美しいサウンド

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クラシック
2016.12.6


 響き渡る倍音の効果によって、その音色が「天使のハーモニー」とも称されるハンドベル。この楽器の第一人者として世界的に活躍する大坪泰子主宰のハンドベルグループ「きりく・ハンドベルアンサンブル」は、打・管楽器にピアノ、作曲など様々な音楽背景をもつ9名のメンバーが、手のひらサイズからバケツサイズに至る多種多様なベルを最大200個駆使して極上のサウンドを創り出していく。

 海外でも非常に高く評価されている彼らが、その特別感に満ちたサウンドで、楽しいクリスマスをもっと感動的に彩るコンサートを開催する。シベリウスの「フィンランディア」やパガニーニのカプリース、ショパンのノクターンなど、ハンドベルとは結びつかないような作品の楽譜を読み込み、徹底的に“解体”して極上のサウンドとして再構築していく様は一聴の価値あり。奇跡のように美しい響きのシャワーを存分に味わったら、今年のクリスマスはいつもよりも特別なものになるはずだ。

文:長井進之介
(ぶらあぼ 2016年12月号から)


きりく・ハンドベルアンサンブル クリスマスコンサート
12/20(火)13:00 19:00 浜離宮朝日ホール
問合せ:ミリオンコンサート協会03-3501-5638
http://kiriku-handbell.weebly.com/


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