ポーラ美術館にて『乙嫁語り』のコスプレイヤー・祭が「トルクメニスタンの装身具」を語るトークイベントを開催

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2016.12.19

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ポーラ美術館(箱根・仙石原)にて中央アジアのトルクメニスタン周辺の人々が身につけていた装身具や民族衣装を展示する『シルクロードのよそおい トルクメンの装身具』が2017年3月3日まで開催されている。

《トゥマール(女性用護符入れ)》サルイク族 18世紀

《トゥマール(女性用護符入れ)》サルイク族 18世紀

ブコフ(女性用首飾り)テケ族あるいはムヨート族 19世紀前期

ブコフ(女性用首飾り)テケ族あるいはムヨート族 19世紀前期

今回の展示物は、全てポーラ文化研究所が所有しているもの。質の高いトルクメンの装身具と民族衣装約500点からなるコレクションは、世界の三大コレクションのひとつに数えられている(うち約150点を展示)。

耳飾り テケ族 1920年頃

耳飾り テケ族 1920年頃

本展の開催を記念して、1月7日(土)にトークイベントとコンサートが行われる。トークイベントでは、実際に1990年代前半に調査のためにトルクメニスタンを訪れたポーラ文化研究所の村田孝子氏と、中央アジアを舞台にした人気漫画『乙嫁語り』の世界観に魅了されたコスプレイヤー祭氏の対談が行われる。また同日には、トルクメニスタンの民族音楽コンサートが開催されるとのこと。

祭氏

祭氏

村田 孝子氏

村田 孝子氏

 

イベント情報
スペシャルトークイベント『トルクメンの装身具の魅力』

日 時:1月7日(土)14:00-15:30
【第1部 14:00-15:00 村田氏によるトルクメン装身具のご紹介】
【第2部 15:00-15:30 村田氏と祭氏による対話形式のお話】
講 師:村田 孝子氏(むらた・たかこ ポーラ文化研究所、研究員)
主に日本と西洋の化粧史、結髪史を調査し、セミナー講演、展覧会、著作などで発表。
主な著書に『眉の文化史』、『モダン化粧史』、『日本の化粧』などがある。
ゲスト:祭氏(まつり コスプレイヤー)
漫画『乙嫁語り』に心底魅せられたコスプレイヤー。その世界観の再現のために、自費で中央アジアでの撮影を敢行するほど作品を愛し、作品の先に広がる遊牧の民の衣装と装身具に魅力を感じている。

トルクメニスタンの民族音楽コンサート
演奏者:今井香奈(バイオリン)、黒田映李(ピアノ)
日時:1月7日(土)15:45(開場)、15:50(開演)-演奏時間45分程度
場所:ポーラ美術館・カフェ
※当日はトルクメンの装身具・衣装を身に着けていただける写真コーナーも用意しております。

 

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