窪塚洋介×DA降谷建志がW主演、不器用な男たち描く映画『アリーキャット』

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2016.12.20

映画『アリーキャット』が7月から東京・テアトル新宿ほか全国で公開される。

窪塚洋介降谷建志(Dragon Ash)がダブル主演する『アリーキャット』。ある女のボディガードを依頼された窪塚演じる元ボクシングチャンピオンのマルと、女のストーカーを殴ってしまった降谷演じる自動車整備工・リリィが出会い、行動を共にするというあらすじだ。監督を務めたのは『木屋町DARUMA』『トマトのしずく』の榊英雄。なおタイトルの「アリーキャット」は英語で野良猫を意味する。

降谷は「クランクイン前に窪塚君とがっつり飲む機会があったので、お互いのグルーブを合わせつつ、撮影に入れました」とエピソードを披露。窪塚は降谷との共演について、「役者じゃない男から役者として凄く刺激を貰いました。俺らは俳優で、ある意味嘘をつく仕事をしているけど、確実にマルとリリィが存在していたことに嘘がなかった」と語っている。榊は「2人の感性のスパークが素晴らしい。2人の佇まいが素晴らしい。2人の声と、手が素晴らしい」と賞賛のコメントを寄せている。

窪塚洋介のコメント

俺にとって久々の主演映画。それが降谷建志くんと共演で作り上げることが出来て、本当に良かったなって思います。撮影に入るまで身構えていたと思うんですが、実際共演して、一緒に芝居したことで、役者じゃない男から役者として凄く刺激を貰いました。
俺らは俳優で、ある意味嘘をつく仕事をしているけど、確実にマルとリリィが存在していたことに嘘がなかった。
観客の皆さんにもそんな「ホント」が届いて、映画のマルとリリィは生きていくんだろうなって思います。

降谷建志のコメント

クランクイン前に窪塚君とがっつり飲む機会があったので、お互いのグルーブを合わせつつ、撮影に入れました。
2週間というとても短い撮影期間だったのですがとにかく濃い日々で、寝る間以外はずっとみんなと一緒だった。
それが、窪塚君たちだったから気持ちが一つになれた気がします。スタッフもタイトなスケジュールの中、皆が愛情込めてこの映画を作っていて、すげー楽しかったです。

榊英雄のコメント

小さなロードムービーです。街の片隅にひっそりと生きる野良猫と目が合ってから、この映画は始まりました。
素敵な主演2人窪塚洋介降谷建志の眼差しに、何かを感じ取りながら、撮影しました。
2人の感性のスパークが素晴らしい。2人の佇まいが素晴らしい。2人の声と、手が素晴らしい。
とにかく素晴らしい。出会えてよかった。また街の片隅で彼らと出会いたい。
そんな気持ちです。皆様にもお楽しみ頂けると幸いです。

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