味方良介、黒羽麻璃央、文音、多和田秀弥で『熱海殺人事件』NEW GENERATIONが、来年2月に紀伊國屋ホール登場!
多和田秀弥、味方良介、黒羽麻璃央、文音
紀伊國屋ホールを拠点に何度も再演を重ね、東京の春の風物詩とも呼ばれる、つかこうへいの名作『熱海殺人事件』が、2017年春、「NEW GENERATION」として、新しい顔ぶれによって生まれ変わる!
1973年に文学座に書き下ろされ、発表された『熱海殺人事件』は、つかこうへいの代表作であり、最年少で岸田戯曲賞を受賞した記念すべき作品だ。当時、東京に出て来たら、必ず紀伊國屋ホールでつかこうへいの「熱海」を見ると言われるほど、学生達の憧れの演劇だった。
1982年、つかこうへい事務所は解散するが、1986年には映画化され大ヒット。また、1989年に演劇活動再開したつかこうへいによって、「売春捜査官」「モンテカルロイリュージョン」など、バージョンを変えながら、上演され続けてきた。
そして俳優たちも、三浦洋一、風間杜夫をはじめ、阿部寛、池田成志、山崎銀之丞、馬場徹など名だたる俳優陣が、『熱海殺人事件』の歴史を作り、この作品から大きく羽ばたいていった。
2010年、つかこうへいは永遠の眠りにつき、演劇界の巨匠は宇宙へと旅立った。しかし、紀伊國屋ホールの『熱海殺人事件』は終わらない。2017年の幕開けとともに「NEW GENERATION」と銘打ち、全く新たなメンバーで上演に挑む。
木村伝兵衛部長刑事には、『新・幕末純情伝』で桂小五郎を演じた味方良介が、馬場徹に並び、史上最年少24歳でこの大役に挑戦する。
対する犯人大山金太郎には、ミュージカル『刀剣乱舞』の主演などで注目を集める黒羽麻璃央が、その勇姿を見せる。
水野朋子婦人警官には、1986年の映画版でヒロインを演じた志穂美悦子の娘、文音がその神秘のベールを脱ぐ。
富山から来た田舎の刑事熊田留吉には、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』などで活躍する多和田秀弥が抜擢された。
この春、フレッシュで勢いある4人の若き俳優たちによる、新しい『熱海殺人事件』NEW GENERATIONが、ついにその姿を現す!