“超”話題の人・山本耕史の活力源は「毎日の暮らしの中でストレスを溜めないでいることですね」

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舞台
2015.8.27

【あなたの活力源は?】

この仕事のためにというものは特になくて、毎日の暮らしの中でストレスを溜めないでいることですね。

新しい作品に取り組むたびに、心構えはもちろんありますけど、あとはなるようにしかならないので、あまり自分で思い込みすぎないように適度に力を抜いてやる。それが僕のやり方なんです。

台詞を全部初日に覚えてくるのも、あとで力を抜きたいからで(笑)。毎日少しずつ覚えなくてはならないほうが、僕にはストレスになる(笑)。覚えるその日はしんどいけど、次の日からラクになります。

逆に言えば、そういう意味では僕はすごく怠け者なんです(笑)。それに台本を持たないことは、稽古場のマナーというか自分に対するマナーなんです。台本を持たずに稽古しているほうがいろいろなものが見えるし、動けますから。

そしてふだんから心を閉ざさずに、ラクな気持ちでいること。仕事も仕事以外も僕には全部大事だし、どちらも発散でもあるし充電でもあるし浪費でもあるし、息抜きでもあるんです。仕事が終わって飲みたければ飲むし、眠たければ寝ちゃう。自分に対していつも正直でいたい。毎日を自然に無理なく生きていたいですね。


【プロフィール】
やまもとこうじ○東京都出身。10歳でミュージカル『レ・ミゼラブル』で初舞台。以降、ドラマをはじめとする映像、舞台で活躍中。ミュージカル『GODSPELL』など演出も手がける。主な舞台は『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』『ロックオペラ モーツァルト』『おのれナポレオン』『ヴォイツェク』『オーシャンズ11』『メンフィス』など。出演映画『ギャラクシー街道』が10月24日に公開予定。
演劇キック - 演劇人の活力源
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