公演中止となっていたシアターコクーン『世界』が無事に開幕!

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2017.1.16
風間杜夫、鈴木砂羽、大倉孝二(撮影/細野晋司)

風間杜夫、鈴木砂羽、大倉孝二(撮影/細野晋司)


出演者のうち複数名にインフルエンザ発症者が出たため、初日として予定していた1月11日(水)から1月14日(土)14時公演までの計4公演が中止となっていた舞台、『世界』が1月14日(土)19時公演から無事に開幕した。

映画『葛城事件』の監督としても注目されている赤堀雅秋が、『殺風景』『大逆走』に続いてシアターコクーンで取り組む第3弾で、多彩なキャストにより、地方都市で町工場を営む家族を軸に描きだす注目作だ。その舞台写真が到着した。

梅沢昌代、大倉孝二、青木さやか、風間杜夫(撮影/細野晋司)

梅沢昌代、大倉孝二、青木さやか、風間杜夫(撮影/細野晋司)

【あらすじ】

千葉県船橋市、郊外のうら寂れた一角のとある家族を中心とした物語。
足立家の人々。誰彼かまわず噛みつく父・義男(風間杜夫)は工場を経営しているが、実質は息子の健二(大倉孝二)にまかせている。愚痴や噂話を喋り続けるばかりの義男の妻・節子(梅沢昌代)は、ある日突然に離婚を切り出し、家を出る準備を進めている。健二は8年前に妻・美紀(青木さやか)と結婚したが、スナックのママ宏子(鈴木砂羽)と浮気中。
自宅に隣接する工場では、義男が知人の親に頼まれ、預かった引きこもり青年・辺見(早乙女太一)と、工場同様くたびれた風情の従業員の服部(福田転球)が働いている。
彼らが仕事終わりにたむろするのは宏子と夫・坂崎(赤堀雅秋)が営むスナックである。
一方、美紀のパート先であるスーパーの店員・諸星(和田正人)は、風俗嬢のあずみ(広瀬アリス)に片思いをしている。
 
親子の確執、夫婦の問題、浮気、離婚、嘘など様々な波紋が広がっていく中、逃れられない小さな人間関係の機微、生々しい日常は、細い糸で結び合い絡まって……。
 
広瀬アリス、早乙女太一(撮影/細野晋司)

広瀬アリス、早乙女太一(撮影/細野晋司)

対象公演の料金の払い戻しは、シアターコクーン・オンレパートリー2017『世界』公式ホームページを参照のこと。

http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/17_sekai/topics/post_8.html

※初日前の会見の記事はこちら

http://kangekiyoho.blog.jp/archives/52016949.html

【撮影/細野晋司】

公演情報
『世界』
 
■東京公演
日程:2017年1月11日(水)~28日(土)
会場:Bunkamuraシアターコクーン

■大阪公演
日程:2017年2月4日(土)、5日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール
■作・演出:赤堀雅秋
■出演:
風間杜夫、大倉孝二、早乙女太一、広瀬アリス、青木さやか、和田正人、福田転球、赤堀雅秋、梅沢昌代、鈴木砂羽
 
■主催/企画・製作:Bunkamura
一斉発売:2016年10月29日(土)
■ホームページ:http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/
 
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