『1789 ―バスティーユの恋人たち―』2018年春に再演決定!龍 真咲が帝劇デビュー
2012年にフランスで初演され、瞬く間にメガヒット作へと上り詰めた新世紀のフレンチ・ロック・ミュージカル『1789 ―バスティーユの恋人たち―』。日本では2015年に宝塚歌劇団版で初演され、さらに2016年春には東宝版が東京、大阪で上演され、大ヒットとなった。この東宝版が、2018年春に早くも帝国劇場で再演されることが発表された。潤色/演出はご存じ、小池修一郎。
現時点で公表されている情報では、ロナン役(Wキャスト)を小池徹平/加藤和樹、オランプ役(Wキャスト)を神田沙也加/夢咲ねね(Wキャスト)という、前回同様の顔ぶれがそれぞれ務めるほか、マリー・アントワネット役(Wキャスト)には前回も演じた凰稀かなめに加え、今回新たに龍真咲が挑む。
龍真咲は昨年(2016年)9月に宝塚歌劇団を退団した元月組男役トップスターであり、今回の舞台で帝劇デビューとなる。龍は宝塚版の『1789』では、ロナン役として主演を務めた経験を持つ。
あらすじ:民衆は貧困にあえぎ、貴族は贅沢に溺れる18世紀末のフランス。父親を貴族に殺された農夫ロナンはパリへ赴き、現地でロベスピエール、ダントン、デムーランら同志を得て、革命に身を投じる。そんな折、マリー・アントワネットとフェルゼン伯の逢瀬を手引きするためパリにやってきた王太子の養育係・オランプ。ロナンは彼女と運命的な出会いを果たし惹かれ合うが、敵対する身分の違いが壁となる。やがて1789年7月14日、バスティーユ牢獄襲撃。遂に革命の火ぶたが切って落とされる。