写真家・石塚元太良の個展がスパイラルガーデンにて開催 幅6メートルにおよぶ巨大なパノラマ写真の展示も

ニュース
2017.3.10
Surprise Glacier (2016) 1500x5000(mm) ©Gentaro Ishizuka

Surprise Glacier (2016) 1500x5000(mm) ©Gentaro Ishizuka

画像を全て表示(3件)

写真家 石塚元太良の展覧会 『panorama』がを2017年4月11日(火)~16日(日)の期間、スパイラルガーデンにて開催される。

石塚元太良は、1977年東京生まれの写真家。石油や天然ガスの輸送手段であるパイプラインの姿を収めた「PIPELINE」シリーズや、19世紀にアラスカで興ったゴールドラッシュの遺物を巡る「GOLD RUSH ALASKA」、川からみた東京の眺望を撮影した「INNNER PASSAGE」などで知られている。時事的なテーマに対して独自のイメージを提起する作品群は海外でも高く評価されている。

PIPELINE ALASKA 2000 ©Gentaro Ishizuka

PIPELINE ALASKA 2000 ©Gentaro Ishizuka

Shoup Glacier (2016) 1500x6000(mm) ©Gentaro Ishizuka

Shoup Glacier (2016) 1500x6000(mm) ©Gentaro Ishizuka

本展では、石塚がアラスカで撮影した全長約6mの未発表のパノラマ作品「Shoup Glacier」「Surprise Glacier」を中心に展示。さらに、約15mのパノラマ写真を円筒状に仕立て、鑑賞者が中に入りその眺望を楽しむことができる作品を設置する。また、2Fへと続く大きな回廊には「PIPELINE」のシリーズを展示し、鑑賞者は移動しながらまるでパイプラインを追っているような体験をすることができるとのこと。

なお、展覧会タイトルである「panorama」は、19世紀ヨーロッパで流行した「パノラマ館」から着想を得ている。「パノラマ館」は、精緻な風景画を展示し人々に仮想現実を楽しませた施設だ。本展では当時の人々が抱いたであろうこの世界への問いを、写真を通じて再提示することを目指している。

 

写真が発明される以前の19 世紀初頭、欧州で人気を博していたパノラマ絵画のエンターテインメント。
そこでは海辺や高原などの風光明媚なモチーフが精密な風景画として描かれ、人々をつかの間「ここではないどこか」へと誘った。
一般的には未開の地といえるアラスカの北極圏や、海に浮かぶ氷河の巨大な壁を、現在の細密なデジタル画像による「架空」のパノラマ写真に展開してみる。
そんな空間で、我々は写真を未だ知らなかった人々の、無垢な想像力を夢想することが可能だろうか──。

石塚元太良

 

イベント情報
石塚元太良|パノラマ

会期:2017 年4月11 日(火)~16 日(日) 11:00~20:00
会場:スパイラルガーデン、MINA-TO(スパイラル1F)
東京都港区南青山5-6-23 TEL.03-3498-1171
http://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_2211.html

関連企画 石塚元太良 L i m i t e d S t o r e

会場: MINA-TO( スパイラル1F)
会期: 2017年4月11日(火)~16日(日) 11:00~20:00
スパイラルのエントランスに構えるショップMINA-TO( ミナト) では、石塚元太良の代表作のひとつPIPELINE」シリーズをはじめ、日常の風景をモチーフにした「N/P」や関連書籍などを展示販売します。またコンディショニングウェアブランド「CW-X」から今春発売される「PIPELINE ALASKA 2000」を使用したコラボレーションウェア
( 機能タイツとトップス) も数量限定で先行販売します。
シェア / 保存先を選択