『キル・ビル』の殺陣指導や出演で有名なサムライアーティスト島口哲朗とシンガーソングライター小林未郁がつくる『ウタカタナセカイ』とは
島口哲朗 x 小林未郁
ハリウッド映画「キル・ビル」の殺陣指導・振付けを行い、クレイジー88「MIKI」役にて出演、現在も海外を中心に独自のパフォーマンスやサムライ道場などを展開している島口哲朗。彼が率いるサムライ・ソード・アーティスト剱伎衆かむゐと、アニメ「進撃の巨人」やNHK「まれ」などのサウンドトラックにボーカル参加し、シンガーソングライターとして国内外で活動している小林未郁が組み、展開されるエンタテインメントがある。 それは昨年11月に行われた凱旋公演初演で大好評を博し、早くも再演が決定した舞台芸術「ウタカタナセカイ」だ。剱伎衆かむゐの圧倒的な技術と迫力、繊細な芝居の立ち廻り、小林未郁の力強く心に沁み渡る歌声と彼女が奏でるピアノの世界で創り上げる「ウタカタナセカイ」何故この唯一無二の表現が生まれたのか?絶対的に体験すべきこの「セカイ」の魅力とは?二人に迫った。
布袋寅泰ともコラボレーションをする島口氏
お二人のコラボ作品となっている動画「せむし男の恋」
Interview
――お二人の出会いから教えて下さい。
島口:2003年ごろ、僕がインターネットテレビの番組でパーソナリティをやっていて、彼女も別の曜日のパーソナリティをやっていて、そこで会ったのが最初です。その時はまだ弾き語りはやっていなかったよね?
小林:そうですね。まだ小林未郁という名前ではなく本名で出ていました。芸名を番組の中で決めるという企画があって、その時にゲスト出演してくださったのが島口さんです(笑)。
島口 出会いはそこで、ものすごく歌唱力があるシンガーだなと思って、自分でも曲を作っているという話も聞いていました。
小林:でも当時は将来どういう展望でやっていいかのかわからなくて…。それで島口さんにも色々相談させていただいているうちに、こんなにすごいパフォーマーの人がいるんだと思って。全然知らない世界ではあったのですが、すごく衝撃を受けた事を覚えています。その後、私が弾き語りを始めて、島口さんと島口さんの周りには素晴らしいパフォーマーの方がいるので、何かコラボレーションできないかと思って、最初は池袋の「Adm」というライブハウスで小規模な感じで始めました。 そこから少しずつ場所を大きくしていって。
島口:池袋「Adm」から大塚「RED-Zone」(※現「Hearts+」)になって、「shibuya duo MUSIC EXCHANGE」に行き、それで「東京キネマ倶楽部」です。いいコラボレーションができたので、海外から呼ばれる事が多い我々と一緒に、向こうでもやろうという話をして。
小林: コラボレーションを重ね、しっかり作った後に、これなら海外でもできるんじゃないかという事で海外に呼んでくださって。それでかむゐと私の歌とピアノのパッケージで、海外に持って行きました。
島口:ヨーロッパのツアーはもう8年目になります。ゲストで呼ばれる事もあるし、自分たちで仕掛けて行っている部分もあって。最初はイタリアの歌劇場、フィレンツェにある350年位の歴史がある国立劇場でやりました。やっぱり歌劇場なので音楽が欲しいと思い、小林さんに声をかけました。でも最初は戸惑ったようで、日本語にこだわって歌詞を作っていたので…。
小林:イタリアでも日本語で歌っていいのかな?伝わるかな?と不安でした。
島口:でも関係ないんじゃない?と言いました。オペラだって言葉を変えずに日本でやっているし、クラシックバレエだって音楽だってそう。だったらその逆があっていいんじゃない?って。イタリアの伝統ある歌劇場で、サムライの舞台をやる事なんて滅多にない事ですし、でも絶対にイケると思ったので、ギャラは僕の分だけしか出ませんでしたが20人位のパッケージにして乗り込みました。行ってみたらイタリアでもすごくファンがついて、特に海外で有名なアニメのテーマソングとかは一切やらなくて、完全にオリジナル曲の弾き語りで勝負して。
小林:そのまま海外で歌った時にきちんと伝わって、公演が終わった後に逆に興味を持ってもらえるというか、どういう事を歌っているの?と質問攻めに遭いました。32歳の時初めて海外でソロライブをやり、今は毎年ヨーロッパツアーを行っています。
島口哲朗
――その頃は、海外で日本の文化に対する興味が高まっていたタイミングだったんですか?
島口:興味は継続的にありますが、国によって違いますね。例えばフランスは今でこそ「ジャパンエキスポ」という大きなイベントが開催されていますが、フランスが一番日本文化熱が高まっていると言われていますが、そんな事もなくて、色々な国で日本のポップカルチャーを紹介する大きなイベントが行われています。
――ベルギーでもやっていますよね。
島口:そうです。イタリアでも多いしアメリカでは毎週末どこかで大きいイベントが開催されています。日本の文化は長く愛されているのですが、興味が高まってきたのは最近という感じです。例えばアニメも海外に渡ると絵も差し替えられ、声優も言葉が違うので全部変わってしまいます。それこそストーリーも変わってしまう位いじられて。でもやはりオリジナルのものが求められるようになりました。そんな中で我々がやっている事に注目してくれました。そうなると改めて自分たちをしっかり出す事ができる世界は何だろうと考えましたが、色々なアーティストや表現者の方が様々なものを駆使していく中で、我々の世界アナログなんですよね。言ってしまえば刀だけあればできる、小林さんはピアノ一本で海外打って出て、お互いシンプルなスタイルです。僕も着物を着て、メイクして、刀一本で海外でパフォーマンスをよくやっていました。そういう事をお互いやってきたので、小林さんの事を侍だなっと思ったので、お互い相乗効果があるなら一緒にやりたいと思っていました。
剱伎衆かむゐ海外用PV「霧幻~MUGEN」予告編
小林:まずは自分たちの素材がしっかりしてないと、誰と何をやってもいいものができないと思いました。上物で誤魔化していくのは嫌なので、やっぱり自分たちがしっかり精進して、私は歌とピアノを磨いてから、そこに何かまた広がりを持たせるという順番も間違えたくなかった。
島口:核はそこで、ネタありきとか企画ありきではなく、まずそもそもやりたいことがブレずにあるので、それを突き詰めた上で、何か他のものと融合させたときは、それを見て他の人からなんと言われようと構いません。ストリートでやろうが国立劇場でやろうが、ハリウッドでやろうがライブハウスでやろうが、僕らの中でそれはブレではないので。
小林:目指すところ、大事にしているのはそこです。
島口:ただ、やっている事の幅は出したいなと。やっぱり世界に出て行って感じたのはお客さんに喜んでもらえるのが一番で、より多くの人に見せたいですし、ふれあいたいですし、共有したい。そうやってコミュニケーションをとりたい思っていますが、でもやはり自分達の表現するものの価値を上げていかなければいけません。
小林:安っぽく見せたくないという感じはすごくあります。
島口:そうですね。どんどん広げていきたいし、今年も初めて行く国もあって、でもそれは普通の事なんです。日々の延長であって、日々やっている事を海外でやっているだけです。日本ではまだまだ知られていませんが、小林さんと組んだ事で間口はさらに広がったと思っています。
島口哲朗 x 小林未郁
――きっと海外のお客さんからすると、日本の文化、芸術のふたつ、殺陣と音楽というのが、シンプルで逆にわかりやすかったのかもしれないですね。
島口:そうかもしれないですね。
小林:そうですね。UAEに行った時に面白い分析を聞かせていただいたんですが、UAEは国自体がまだまだ新しくて、過去戦争などの悲しい歴史がないので素材だけを見せてもわかりづらい、伝わりにくい、と。でもイタリアは歴史が深い国で、そういう悲しい歴史も含めて歴史的なバックボーンが国民のDNAの中に組み込まれていて、シンプルなステージを見せても、みなさん想像力の中で感じて楽しんでくれるという説もあります。
――歌劇とかオペラはそうですよね。皆さん涙を流しながら観ていますよね。
小林:そうですよね。
島口:やっぱり感情豊かですね。
小林:イタリア人ってこうだよねというステレオタイプもありますが、もしかしたら日本人が持っている感情と近いのではと実は思っていて。
島口:イタリアとかスペイン、ポーランドの人達もそうかもしれませんね。だけど残念ながらというか、全世界的に表面で切り貼りするような中身がないものが流行ってきていて、そんな中で我々がやっている事はアナログなだけに、なかなか難しいところがあって。日本でもそれは感じていて。なので、もっとわかりやすくとか企画ありきになってしまうと、やっぱり伝わるのが早いです。でも薄っぺらい感じになってしまいます。そんな時代だからこそ、もっともっとパーソナルな部分を大事にしていきたいと思っていて、僕はエンタメの世界に従事してはいますが、自分のことでいうとおこがましいのですが「剱伎道」という「道」を作っているので、色々叩かれたりもしました(笑)。
――叩かれるんですか?
島口:表立っては絶対言わせませんが(笑)。もう年もとってきているのでほぼ言われませんが、20代、30代の頃は叩かれまくりでした。殺陣なんてそんなものじゃない、とか。僕は「剱伎衆かむゐ」という集団を立ち上げましたが、今でも身内からも剱伎道と殺陣は何が違うんだと言われます。もちろんチャンバラなんですが、今のままだと殺陣というカテゴリーは残らないと思っていて。殺陣のシーンがある舞台や時代劇はありますが、でも本当にそれで殺陣というものが後世に残るのか疑問でした。狂言や能、歌舞伎、そして和太鼓などの伝統芸能は、後世に残していくためにやっているのだと思います。殺陣もそうでありたい。殺陣はアートとも違って、生き様を見せています。例え僕が死んでも仲間がいますし、道場もあるので剱伎道で今やっている事が残ればいいと思い精進しています。彼女の楽曲も世に残って欲しいと思っていますし、小林さんとかむゐとでやる舞台「ウタカタナセカイ」もそうです。剱伎作品として残したいですね。
――小林さんの音楽と、かむゐの殺陣とを融合させたものが「ウタカタナセカイ」という舞台ですが、殺陣は殺陣でそれこそ無音でも動きだけ成立すると思いますし、小林さんの音楽はピアノ一本とあの強い歌だけでも十分伝わるものだと思いますが、やはり一緒にやる事で起こる化学反応に期待してコラボをしたのでしょうか?
島口:勝算ありきではありませんでした。衝動に近いですね。
小林:あまり出来上がりが想像できなくて、どうなるんだろう、でも一緒にやってみたいと素直に思いました。
島口:ビジネス的感覚は全くなかったのですが、でも一緒にやりたいと思ったと同時に、伝わるはずだとは感じて。海外で言葉や文化が違っても、伝わるべき人には必ず伝わる、言葉にしなくてもわかると思いました。ただ、やっている事が全く違うジャンルなので、そもそもゼロベースからスタートでしたが、僕は小林さんをリスペクトしてるので、1と1で0にはならないし基本的には2以上にはなるし、彼女とだったら世界を作れる、世界を生み出せると思いました。今までバイオリニストともオーケストラとも、和楽器の方ともやらせていただいてますが、剱伎道を作ってからは本格的な作品作りはまだだったので、小林さんは一番かむゐの事を理解してくれていると思っているので、一緒にできて光栄です。
小林:一緒にやり始めてみて、かむゐさんのために曲を書きたいと思ったり、曲の作り方が変わっていったりしました。
島口:3つの色があって、楽曲ありきと、我々の世界ありき、それとセッションと。
小林:そうですね、一緒にやり始めてみて感じたのは、やっぱり殺陣は斬り合いの世界だから、生死がすごく関わっているじゃないですか。私の曲にも実はそういう事がふんだんに盛り込まれているなと思って、死に際の美学や、それがあるからこそどう生きるかとか、そういうところが元々合致していたんだなと後から感じました。それで表現の相性がすごく良かったのだと思います。
島口:僕らって「間合い」、「間」というのがあって、その「間」も間違えるという間抜けになってしまったり、間にこだわっていた時に小林さんの歌、特に弾き語りを観た時に、やっぱり自分で作り出せる「間」をすごく自在に操っている感じて、その時に僕は侍として見てしまっていて。だから楽曲とかそういうところではないところで、何か気を孕んでいて、例えば和太鼓はあの振動や鼓動がいいよねって言う前に、上手い人というのはやっぱり所作が違います。そこは役者もそうだと思うし、居ずまいとか佇まいとか、それは作るものではなく、日々をどう生きているかで醸し出されるもの、生き方が出てくるものなんです。
小林未郁
――演技にも歌にも日々の生活をどう送っているのかがにじみ出てくると。
島口:そうですよね。だから小林さんはそういう意味では心配はなかったし、彼女の声、歌が好きで、やっぱり泣けてくるし。彼女じゃないとダメな部分を彼女は持っているので、やっぱりそれを生で観て感じて欲しいと思います。
小林:同じ楽曲でも、歌う空間と状況によって全く違うものに聴こえる事があります。完全に同じ状況で歌うことってまずないんですよね。例えば同じライブハウスでライブをしたとしても、その時間、その日で全く同じ人がそこにいるかというと当然入れ替わっていて、それだけでそこの空気は違います。海外とかだと本当にもう劣悪な環境で歌う事も多々あって、だからこそ今私は日本では恵まれた環境の中で歌っていると思えますが、何もなくなったとしても私は歌っているのかなとか考えたりすると、表現の発端ってそこだと思っていて。人が聴いてくれるから歌うということももちろんですし、コミュニケーションとして受信と発信があるというのもそうなのですが、一人ぼっちになっても私って歌っているのかなと妄想して劣悪な環境の中で歌うんですよ。そうするといつもの歌が違った感じで歌えるようになるんです。だからかむゐさんとコラボしていても、かむゐさんたちも同じ環境でパフォーマンスしているので、私がどう歌うかということや、ピアノと歌で安心してパフォーマンスして欲しいという気持ちもありますし、そういう呼吸感が毎回変わっていく感じです。
――まるで果し合いのような感じですね。
小林:そうですね。
――「ウタカタナセカイ」という舞台をやろうと決まった時に、最初にどういうディスカッションがありましたか?
小林:今まで積み重ねて来た海外公演とか、色々やって来たものの中に、私の中ではもうちょっと一つ一つの演目を繋げてひとつのものにしたいという気持ちがあったので、その繋がりの部分とか因縁の部分とかをどういう風に整理整頓するかを考えました。皆さんが観たときに一本に繋がるというものを私は目指していたのですが、島口さんは意外とポカーンという感じで(笑)、いつも通りだよねと言っていました。
島口:逆にいうと、リハでもどんどん変えてしまうので。
小林:もうちょっといいですか、もうちょっと斬り込んでもいいですかという感じになって、それを話し合っている中で、またどんどんアイディアが出てきます。
小林未郁
――危険な2人が出会ってすごく美しいものができてしまった感じですよね。
小林:なんと嬉しい。
島口:それは嬉しいですね。
小林:美しいものって狂気を孕んでないといけないと思っているので、そういう風に言われるとこれからも暴れようかなって(笑)。暴れていいかもって思っちゃいますよね。
島口:やっぱり殺陣も美しくなければいけないと思います。でもやっぱり本気のものでなければ美しくなくて、ものだけあっても、ものだけ飾っても、磨いても、気を孕んでないものはダメだと思います。本物って気を孕んでいると思うんです。だから気持ちはわかるけど…という人が多くて、気持ちはあるんだけど、気だけじゃダメで。斬り合いなんて殺すだけだったらマシンガンとか爆弾でいいんですよ。だけど命かけて刀を打っている人がいて、その刀を命をかけて抜くのはそれは命がけであって、本当は抜かないのがベストなんですけど、でもそれだと商売にならないので抜きますが、抜き様とか全部「様」がつく。
島口哲朗
――侍は刀を抜く時は、いつも死を覚悟しているわけですよね。
島口:そうですね。だからまさに死と隣り合わせであり、真剣なわけです。日本刀は神が宿る武器と言われていて、紐解けば舞台でやる事は元々神事ですからね。でも日本は絶対神がいるわけでもなくて八百萬の神で、僕も別に何か宗教を信仰しているわけではなく、ただ日々生きている中で神の存在を感じていたいと思っていて。
小林:本当に日々積み重ねていると、宗教観みたいなものが勝手にできてくるという感覚はありますよね。
島口:よく聞かれるんです、山に籠ったりしないんですかって?。全く必要ないですよ。
小林:その方法論じゃないんですよね。例えば島口さんだったら、殺陣と剣を振るということを毎日やっているだけで、ある意味山に籠ったのと同じような修行をしていることになると思います。それこそ日々の積み重ねがあるからその集大成が舞台の中にあるというか、その日々は見せませんが、皆さんに見せるのはその中の一瞬で、でもそこに至るまでにものすごい積み重ねがあるわけで。そういうのがいわゆる宗教観になっていったり、自然の流れってこうなのかなって思ったり、だんだん肌で、感覚でわかってきます。
――そういう人ほど、公演がある時に稽古しなくてもよくて、そうじゃない人ほど稽古したがると。
島口:はい。例えば迷走していても、本気度が見える人はやれる人で、適当に場によって回したりとかしてる人はもったないですよね。その瞬間も含めて、ただただ自分で自分らしく生きていればいい。ただそれだけです。
――2週間稽古であがいても、20年、30年、40年生きてきた自分しか出ない。
小林:本当にそうだと思います。
島口:俺らもそれだけですよ、ずっと。
――「ウタカタナセカイ」の凱旋公演が近づいてきました。
島口:この舞台は、確かに説明しづらい部分があるので、ただただ観に来て欲しい。
小林:そして観ている人の人生の中でどう感じたかを、判断して欲しいです。
取材・文=田中久勝 撮影=三輪斉史 編集企画=秤谷建一郎
日時:2017/4/28
会場:日本橋公会堂
出演者:
島口哲朗
まつながまき/内田祐誠
奥野亮子(鵺的)
広島県出身、シンガーソングライター。
ピアノ弾き語りのソロ活動で東京都内を中心に日本各地のツアーのみならず、ヨーロッパを中心とした海外ツアーも精力的に行う生粋のライブアーティスト。
ボーカリストとしても高い評価を受け、NHN連続テレビ小説「まれ」、UCCフルスロットルCMソング、ゲーム「FINAL FANTASY XI」ED、アニメ「進撃の巨人」「ガンダムUC」「甲鉄城のカバネリ」「アルドノアゼロ」「七つの大罪」「ギルティクラウン」「青のエクソシスト」、テレビドラマ「医龍3」、映画「プラチナデータ」など多数サウンドトラックに参加している。
島口哲朗
日本大学芸術学部映画学科卒業。
歌舞伎などの舞台で経験を積んだ後、1998年 『剱伎衆かむゐ』を創設、主宰を務める。
形式美と芝居と武術を融合したサムライ・ソード・アーティスト。
J.F.ケネディーセンターをはじめとするKAMUIアメリカ公演、イタリア国立ペルゴラ劇場公演やヴェッキオ宮殿での演舞、ロシア国立エルミタージュ美術館公演などのヨーロッパツアー、アルマーニホテルドバイ、ブルーノートなどでのディナーショー、短編映画主演など多岐にわたる。
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