4人のビリー少年が母の日にしたいことは? ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』インタビュー
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加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹(左から)
2017年7月から4ヶ月にわたりTBS赤坂ACTシアターと大阪・梅田芸術劇場で延べ17万人を動員するミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』。本作品は2000年公開の名作映画をミュージカル化し、2005年5月にロンドン・ウエストエンドで開幕して以来、全世界で80以上の主要演劇賞を獲得している大ヒット作だ。初代日本人キャストとして、約1年間に及ぶ長期レッスン&オーディションで選抜された4名のビリーたちに、昨年末以来、再びインタビューすることができた。応募総数1346名からビリー役に選ばれた少年たちは次のとおり。
加藤航世 (かとう・こうせい)東京出身
木村咲哉 (きむら・さくや) 東京出身
前田晴翔 (まえだ・はると) 東京出身
未来和樹 (みらい・かずき) 熊本出身
−−本番までおよそ2か月半ですが、どんな気持ちですか?
加藤 本番に向けて頑張ろうというのは前と変わらないんですが、だんだん色々と出来てきているように思うので、本番がすごく楽しみです。
木村 レッスンを通して、自分の中ではダンスやお芝居が固まってきてるんですけど、僕自身はまだちょっと心配です。あと2か月半で本番を迎えられるように頑張りたいと思います。
前田 僕は早く7月になってほしいです。早く舞台に立ってみたいです!
未来 最初のオーディションから1年が経って、この1年間は本当にあっという間でした。でも、これから開幕までの2か月半は何倍も早く過ぎていくと思います。このままで大丈夫なのかなという焦りもあるんですけど、一つ一つのレッスンや、今後始まる稽古を大切にしながら頑張っていきたいです。
−−今はどんなレッスンをしているのでしょうか? 大変だったことを教えてください。
加藤 今はダンスの振り付けなどがどんどん入ってきて、さらにフライングや傾斜舞台でのレッスンも始まっています。僕の場合、傾斜の舞台がすごく大変で、本番までに慣れないといけないです。回っているとどんどん前に行っちゃうから、かなり後ろめに回らないといけなくて。そこを克服したいです。
木村 レッスンはダンスの振り付けとかお芝居の仕方とか。最近はフライングのレッスンも始まっています。特に大変というところはないんですけど、1曲1曲が長いので、すごく体力を使うんです。まだ僕にはその振りを踊りきる体力がないから、そこが課題です。
前田 今までの基礎のレッスンは大変で、正直言ってあまり楽しいものではなかったけれど、最近は、ダンスの振り付けや、他の人と合わせてレッスンをするのが楽しくなりました。『Angry Dance』や『Expressing Yourself』という曲は、歌って、しかも台詞を言いながら踊るのでちょっときついですね。しっかり舞台で3時間踊り続けられるように、体力をつけていきたいです。
未来 だいたいみんなに言われちゃったんですけど……(笑)、他に大変だと思うのは、そうだなぁ~……以前よりも今のほうが、レッスンの量が増えてきているんです。だから、体のメンテナンスにも気をつけていかないとなと思っています。本番に向けて、体のケアだったり、怪我をしないようにだったりに気をつかっています。
−−レッスンをしていて楽しかったことは?
加藤 僕は芝居をやったりとか、フライングをやったりするのがすごく楽しかったです。最近それらが始まりました。
木村 最近始まったフライングで最後に大スピンするところがあるんですけど、人に回してもらって、空を飛んでいるような感じになるのが、面白くて楽しいです。
前田 僕も、フライングが楽しいです。ずっと楽しみにしていたし、ダンスと組み合わせたりして面白いですね。
未来 僕はビリーのDVDとかで見ていた踊りを今自分がやっていることが一番楽しい。もちろん、長いし大変だしハードだし、結構きついんですけど、それくらいすごいことをやっているんだなって思えることがとても楽しいです。レッスン中ずっと楽しいです。
−−突然ですが、5月14日は何の日でしょう?
一同 母の日!
−−正解です。ということで、イープラスの「母の日キャンペーン」に因んで質問します。お母さんに何をプレゼントしたいですか?もしくは何かプランはありますか?
加藤 いつも送り迎えなど色んなことをしてもらっているので、普通に「ありがとう」と言葉にして伝えたいです。
木村 お母さんがイカが好きなので、イカが入った袋に「いつもありがとう」と書いた紙を貼って渡したいです。
前田 僕は一生残るもの、ネックレスみたいなもの。食べ物とかは食べたら終わってしまうから、一生残るものを渡したいです。
未来 そうだなぁ〜。ミニコンサートでもしようかな。(実家の)熊本の家だったら、ピアノがあるから弾き語りで歌ったりできるんですけど、東京にはピアノを持ってきていないのでアカペラで歌ってあげようかな。ビリーの曲もいいですよね。『the Letter』のリプライズの方などを歌ってあげたいです。
加藤航世、木村咲哉、前田晴翔、未来和樹(左から)
※関連インタビュー:「選ばれし天才、ビリー役4人の少年に初インタビュー ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』」
取材・文・撮影:五月女菜穂
お一人あたり最大4,500円もお得なペア
ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』7・8月公演
S席【2枚1組】:18,000円(お一人あたり4,500円もおトク!)
A席【2枚1組】:13,000円(お一人あたり3,000円もおトク!)
☆受付期間=受付中~2017/5/14(日)23:59
<プレビュー公演>
■公演期間:2017年7月19日(水)~7月23日(日)
■会場:TBS赤坂ACTシアター
■料金(全席指定、消費税込):S席12,500円、A席8,500円
<東京公演>
■公演期間:2017年7月25日(火)~10月1日(日) 全100回(プレビュー公演含む)
■■会場:TBS赤坂ACTシアター
料金(全席指定、消費税込):S席13,500円、A席9,500円
<大阪公演>
■公演期間:2017年10月15日(日)~11月4日(土) 全26回
■会場:梅田芸術劇場 メインホール
■料金(全席指定、消費税込):S席13,500円、A席9,500円、B席5,500円
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ホリプロ
<キャスト>
加藤航世 木村咲哉 前田晴翔 未来和樹/吉田鋼太郎 益岡徹/柚希礼音 島田歌穂
久野綾希子 根岸季衣/藤岡正明 中河内雅貴/小林正寛/栗山廉(Kバレエ カンパニー) 大貫勇輔
森山大輔 家塚敦子 大塚たかし 加賀谷真聡 北村 毅 佐々木誠 高橋卓士 辰巳智秋 橋本好弘 羽鳥翔太 原慎一郎 丸山泰右 横沢健司 木村晶子 小島亜莉沙 竹内晶美 三木麻衣子 秋山綾香 井上花菜 出口稚子
古賀 瑠 城野立樹 持田唯颯 山口れん 香好 佐々木琴花 夏川あさひ
遠藤美緒 大久保妃織 小野梓 久保井まい子 佐々木佳音 高畠美野 近貞月乃 並木月渚 新里藍那 堀越友里愛 小溝 凪 笹川幹太 山城 力 岡野凜音 菊井凜人 桜井 宙
<ロンドンオリジナルスタッフ>
■脚本・歌詞:リー・ホール
■演出:スティーヴン・ダルドリー
■音楽:エルトン・ジョン
■振付:ピーター・ダーリング
■美術:イアン・マックニール
■演出助手:ジュリアン・ウェバー
■衣裳:ニッキー・ジリブランド
■照明:リック・フィッシャー
■音響:ポール・アルディッティ
■オーケストレーション:マーティン・コック
<日本公演スタッフ>
翻訳:常田景子
訳詞:高橋亜子
演出補:甲斐マサヒロ
振付補:前田清実
音楽監督補:鎮守めぐみ
歌唱指導:山川高風
照明補:大島祐夫
音響補:山本浩一
衣裳補:阿部朱美
ヘアメイク:前田節子
擬闘:栗原直樹
演出助手:西祐子、伴・眞里子
舞台監督:徳永泰子
技術監督:小林清隆
プロダクション・マネージャー:金井勇一郎
<コーチ協力>
バレエコーチ:K-BALLET SCHOOL
タップコーチ:Higuchi Dance Studio
アクロバットコーチ:コナミスポーツクラブ
■主催:TBS / ホリプロ/ 梅田芸術劇場 /WOWOW/MBS(大阪公演のみ)
■Billy Elliot the Musical worldwide is produced worldwide by Universal Stage Productions, Working Title Films and Old Vic Productions and is based on the Universal Pictures/Studio Canal film.
■特別協賛:大和ハウス工業株式会社
■協賛:Obagiイープラス 極東証券 こだま印刷 ジェイワールドトラベル