『美女と野獣』を観て HONEBONE EMILYのゆるふわ映画談 vol.3

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2017.5.15

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こんにちは、男女J‐pop/フォークデュオ HONEBONEのVo.担当高円寺系ハーフのEMILYです。

 

観に行ってきましたあああああああああああ

「え?なにこの怖い顔。美女と野獣観に行ったのにエミリちゃん完全にJOKERじゃん!」って? そうね、確かにそうね。致し方ないの。こんなに素敵な作品を見た後、ひねくれている私は『美女と野獣』で浄化された心をメイクを取っている間に『ダークナイト』で極悪人だったJOKERに心とらわれてしまって…(完全に関係ありませんね。)

私のバンドHONEBONEの相方(ギター)のカワグチ君に先に観られてしまって
「僕的には★五つだよ」と言われ焦りだしていた矢先、
急きょ空いたOFF DAYをここぞとばかりに『美女と野獣』に使い果たしてきた。
カワグチ君に言われた通り3Dで観てきました。
美女と野獣』は、私にとってディズニー映画史上最も好きな映画なので、実写に対しては少し厳しめな気持ちになっちゃうよな~。。。。なんていう気持ちでいきました。さて…。

(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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あらすじ

昔々あるところに城があった。そこには王子様が家来と住んでいて、毎日派手なパーティをしていた。王子は‟美しいもの”しか許さないたちで、それ以外は冷たくあしらっていた。
ある晩のこと、王子様がいつものようにパーティをしていると、「嵐から一晩だけかくまってほしい」
と、老婆が城を訪ねて来た。老婆はそのお礼に一輪のバラを差し上げると言ったが、傲慢な王子様は老婆を追い出してしまった。
すると、その老婆は突然変身し、とても美しい女性へと変身した。老婆は実は魔女だったのだ。
王子は謝ったが時すでに遅し、ということで魔女は王子様を醜い野獣へと変えてしまった。さらには、城全体にも呪いをかけてしまった。
その呪いを解くには‟真実の愛”に出会うこと。一輪のバラを渡され、「このバラの花びらがすべて落ちきる前に真実の愛を見つけ出しなさい」と魔女に言われた王子は果たして‟真実の愛”と出会えるのだろうか!


ってなわけで、ディズニーお決まりの魔法!魔女!呪い!きゃー!!!
出だしの城の中のド派手な晩餐会から「うを!?アニメと違う!嘘つき!何が忠実に再現されてるだよ!カワグチめ~」と思った矢先、エマ・ワトソン演じるベルが家から出てきてあの曲を歌いだした瞬間、号泣。
「little town~♪」って歌いだしたらもうアニメのシーンが頭に浮かんできちゃって、
しかもエマ可愛すぎ~!!まじでベルじゃん…なんて思いまして「あ、この子はずっと魔法の世界で生きていくんや」と思いました。
ほら、かの有名な『ハリー・ポッター』シリーズにずっと出ていたわけで、(もちろんほかの作品もだけど)ファンタジーの世界の住人には必要な人材ってのを強く感じましたね。

(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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私、実は高校の時に「音楽コース」という、ほぼ音楽の授業を受けるという選択をし、「歌唱」という授業や、「オペラ」という授業を受けていました。当時『美女と野獣』は授業でやったことがありましてね、劇中の歌はほぼ歌ったもんよ。へへへ。
特に、冒頭の村人たちとベルが歌うシーンには思い入れが強かった。「ボンジュール!」から始まり、ベルが村を歩きながらさまざまな人たちが「ベルってかわいいけどどこか変な子」と歌い、ベルは「私はもっと広い世界を見てみたい」と歌う。
すると、ベルをどうしても結婚相手にしたいという乱暴キャラ・ガストンが相方のル・フゥとともに現れる。
ああ、思い出すあの素晴らしいアニメの世界観と、私の懐かしき学生時代。
ちなみに、歌の中で「卵!6つちょうだい!」とおばさんが歌うところがあるんだけど私はそこの担当でした。
(探してみてね)

いやー本当に素敵、素晴らしい、美しいという言葉しか出てこないほどボキャブラリーが足りない状態になっておりました。

これは余談なんだけど、この映画を見る前日、『ワイルド・スピード EURO MISSION』を観ておりまして(今度『ワイルド・スピード ICE BREAK』を観に行くためにね)。なんとその回の大ボス・ショウが今回『美女と野獣』でガストン役を演じるルーク・エヴァンス様だった!!
前日は車がびゅんびゅん飛び交う映画の中で寡黙な悪役を演じていた彼が、この日はブーツを履き、軽快に歌う狩人。
「こりゃうける!!」と、個人的には二度おいしい状況になっておりました(ちゃんと顎も割れてたし)。

(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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さて、話は戻って(このテンションだと長くなるなあ…)

小さな世界の中で退屈しているベル、「ものにしてやる!」というガストン、発明家の父モリース。
だめだ、コラムじゃないこんなの!私の好きな人や好きなシーンが多すぎて語れない…(企画倒れ)


うん、まじめに書くね。
まずね、すごく簡単に言っちゃうけど映像がきれいすぎる!!!正直劇場に行って「それでは皆様ここから3D眼鏡をおかけください」って言ってCMが流れ出した時には「あ、3Dはミスったわ…目がめっちゃ疲れる…本編途中辞退しちゃうかも」なんて心配しておりましたけど、ご安心を!きっとどう観たってこの作品は最高。
ちゃんと観ている側がどんなことを期待しているのかをちゃーんとくみ取ってくれてる。すごい。そして、本当にアニメファンのことを気にかけてくれながら作ってくれたと感じました。歌の細部はそうだけど、野獣の顔、野獣がケガしてベルが手当てするシーン、一緒になってスプーンを使わずにスープを飲む二人。。
ああ、あのシーンたちが蘇る。城のキャラクターたちも個性が爆発している。
個人的なMVPはル・ミエール。これ、最後の最後まで分からなかったんだけど…ユアン・マクレガーだったとは!!!セクシーになまっている英語が最高。これは、エンドロールまでのお楽しみ。

アニメを超えるのはさすがに難しいけど、超える超えないは別として誰が見たって最高な作品だし、これぞ老若男女外れ無しの作品なんじゃないかな…
思春期の男子にはちょいとラブリーすぎか?

ぜひぜひ皆様も劇場へ足を運んでみてください!

作品情報
『美女と野獣』

監督:ビル・コンドン

出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス

原題:Beauty and the Beast 
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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