ミュージカル『HEADS UP!』再演 全キャスト・公演日程発表! ラサール石井&哀川 翔からコメント届く
原案・作詞・演出:ラサール石井 脚本:倉持 裕 主演:哀川 翔
2015年11月にKAAT神奈川芸術劇場で初演され好評を呼んだ日本のオリジナルミュージカル『HEADS UP!』が、今年2017年12月から2018年にかけて再演される。このほど、全キャストと神奈川&東京公演の公演日程が発表された。
『HEADS UP!』再演に出演するのは、次の面々。
哀川 翔 相葉裕樹 橋本じゅん 青木さやか 池田純矢
今 拓哉 芋洗坂係長 オレノグラフィティ 陰山 泰
岡田 誠 河本章宏 新良エツ子 井上珠美 外岡えりか
大空ゆうひ 中川晃教 ほか
ミュージカル『HEADS UP!』は、2015年11月にKAAT神奈川芸術劇場で初演された国産オリジナルミュージカル。初演時、KAATではわずか12公演だったが、幕が開くや否やその評判は口コミで広がり、大盛況のなか幕を閉じた。いわゆる“バックステージもの”で業界あるあるやお仕事あるあるといったエッジのきいた笑いは、ミュージカルファンのみならず全てのエンタメファン、ひいては、誰かの為に懸命に働くすべての大人に向けた応援歌でもあり、『また観たい!!』と熱望の声が絶えなかった。また、原案・作詞・演出のラサール石井は第23回読売演劇大賞・演出家部門で優秀賞を受賞した。
そこで、再演では初演時から規模を拡大、2017年12月14日(木)~17日(日)までKAAT神奈川芸術劇場にて上演されるのを皮切りに、富山・長野・大阪・愛知を巡り、2018年3月2日(金)~12日(月)まで、TBS赤坂ACTシアターでの上演が決定した。
【原案・作詞・演出/ラサール石井のコメント】
初演が「舞台愛に溢れた、日本発のオリジナルミュージカル」と大好評、大成功に終わった「HEADS UP!」その再演が早くも決まりました。しかもキャストの大半がそのままで!
今回は神奈川芸術劇場を皮切りに地方をまわり、TBS赤坂ACTシアターに帰ってきます!
前回見逃した方は是非、ご覧になった方も、バージョンアップした「HEADS UP!」を再度御体験ください!
【主演/哀川 翔のコメント】
ミュージカル界の実力者達と又、ご一緒出来るなんて、幸運です。力の限り頑張ります。
【ミュージカル『HEADS UP!』とは】
原案は、数多の舞台作品を創り続けてきたラサール石井。かねてより、客席から観ているだけでは到底想像のつかない「舞台制作のスタッフワーク」にスポットを当てた群像劇を描きたい、と想いを熱くするも、さして珍しくもないバックステージもののミュージカル、且つ主人公の職業は、その仕事内容が一般的に知られていない「舞台監督」……と、中々実現には至らず、構想を練ること10年。ついに、ウィットに富んだ笑いと人間の機微を丁寧に描き出す筆力に定評のある倉持裕による脚本、さらに、幅広いジャンルの音楽に精通している玉麻尚一の音楽を得て、石井自らの演出でミュージカル『HEADS UP!』を誕生させるに至った。一度聴いたら忘れられないメロディーと、エスプリの効いた笑いにドタバタコメディー、そして登場人物の心情を描き出す緻密さが、見事な化学反応を起こし、ミュージカルファンはもとより全てのエンタメファン、そして裏舞台で懸命に働く大人全てに向けた人間賛歌として好評を博した。
【物語】
ミュージカルファンなら誰もが知る“あの名作”が1000回目の公演を終え、華々しく終了する、はず……だった。しかし、主演俳優の鶴の一声で、某地方都市の古い劇場で1001回目を上演することに! さあ現場はてんやわんや。舞台美術は廃棄済み、スタッフの人手も足りない、キャストのスケジュールも押さえていない……。さらに、舞台の総指揮を執るのはこの作品が初めて、という新人舞台監督。とんでもない条件の中でもスタッフたちは必死に幕を開けようと奮闘する。幸か不幸か、は完売、つまり観客が待っている。果たして幕は無事に開けられるのか……。そして主演俳優が1001回目の上演にこだわった理由とは……?
■脚本:倉持 裕
■出演:
哀川 翔 相葉裕樹 橋本じゅん 青木さやか 池田純矢
岡田 誠 河本章宏 新良エツ子 井上珠美 外岡えりか
大空ゆうひ 中川晃教 ほか
■振付:川崎悦子
<神奈川公演>
2017年12月14日(木)~17日(日) KAAT神奈川芸術劇場
<東京公演>
2018年3月2日(金)~12日(月) TBS赤坂ACTシアター
■公式ツイッター:@KAATHEADSUP