関ジャニ∞大倉忠義のラブシーンは「ザワッと」くる!?『蜘蛛女のキス』フォトコール&囲み取材
5月27日(土)、東京グローブ座にて『蜘蛛女のキス』が開幕を迎えた。5月26日(金)には同会場にてフォトコール&囲み取材が行われ、大倉忠義(関ジャニ∞)、渡辺いっけい、演出を務める鈴木裕美が出席した。
本作はアルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表したベストセラー小説が原作。日本では1991年にストレートプレイが初演を迎えると、その後1996年にミュージカルとしても上演された。
舞台はブエノスアイレスにある刑務所の小さな監房。そこに2人の男が収容されていた。1人は政治犯として捕まった若き革命家のヴァレンティン(大倉)。もう1人は未成年者に対する背徳行為で投獄された母親想いの中年のモリーナ(渡辺)。境遇や思想も正反対の2人であったが、そんな2人を結ぶのはモリーナが夜な夜な話す映画の話。2人は徐々に心を通わせていく。
フォトコールでは薄暗い牢獄の中で大倉と渡辺の2人芝居がテンポよく展開。2人芝居というのもあり、それぞれの熱の入ったお芝居がより目立つのが印象的。
大倉は2人芝居について「やっているときはしんどいとは思わないんですけど、終わったらぐったりきますね」と過酷さを語る。
また演出を担当する鈴木は、大倉にこの作品の難しさを伝えていたとのこと。大倉は「稽古をやっていても難しくてわからなくなるとどんどん落ちていっちゃうんで、落ちないように自分を奮い立たせていました」と話す。
渡辺からは鈴木がハイレベルなものを大倉に求めたそうですが、大倉はすべて受け止めていたそうで、渡辺と鈴木の2人からは絶賛のコメントもあった。
演出家の鈴木はキスシーンについて問われると「映画とかもご覧になっている方はいると思うので、どこまでがネタバレかというのは難しいと思うんですけど、究極のラブストーリーです」と言及。
大倉も「ザワッとする感じです」と触れれば、渡辺は「僕は受け身なんですね。ファンと代わってあげたいな」とコメント。
『蜘蛛女のキス』は5月27日(土)~6月18日(日)まで東京グローブ座にて上演される。
取材・文・撮影/鈴木 唯
■会場:東京グローブ座 (東京都)
■日程:2017/5/27(土)~2017/6/18(日)
■作:マヌエル・プイグ
■演出:鈴木裕美
■出演:大倉忠義/渡辺いっけい
■公式サイト:https://www.kumoonnanokiss.com/