西洋絵画と東洋の伝統を融合させた画家 『没後90年 萬鐵五郎展』が開催に

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《裸体美人》1912年 油彩、画布 東京国立近代美術館 蔵 重要文化財

《裸体美人》1912年 油彩、画布 東京国立近代美術館 蔵 重要文化財

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『没後90年 萬鐵五郎展』が、2017年7月1日(土)~9月3日(日)にかけて神奈川県立近代美術館 葉山にて開催される。

本展は、明治末年から大正初めにかけて活躍した萬鐵五郎(よろず・てつごろう、1885-1927)の、20年ぶりとなる大規模な回顧展だ。岩手県土沢(現在の花巻市)で生まれ、茅ヶ崎で没した萬が41年の生涯において、画家として活動したのはわずか20年ほどだった。しかしながら、その間に国際的水準といっていい質と量の作品を生み出した萬は、独自のやり方でモダニズムを問い、またその答えを見出そうと果敢に試みた。

本展は、19世紀後半に日本に本格的な移入が図られた西洋絵画と東洋の伝統を融合させ、独自の世界を作り上げた萬鐵五郎の全貌を紹介する内容となる。従来あまり注目されてこなかった水墨画にも焦点を当て、油彩画、水彩画の代表作に加え、素描、版画のほか、制作のプロセスを示す周辺作品や資料などを展示。出品総数約400点によって、萬が目指した表現の本質に改めて迫るとともに、その稀にみる才能と洞察力に恵まれた画家の創作の原動力を探っていく。

《水着姿》1926年 油彩、画布 岩手県立美術館 蔵

《水着姿》1926年 油彩、画布 岩手県立美術館 蔵

《かなきり声の風景》1918年 油彩、画布 山形美術館寄託

《かなきり声の風景》1918年 油彩、画布 山形美術館寄託

 

イベント情報
没後90年 萬鐵五郎展

会期:2017年7月1日(土)~9月3日(日)
会場:神奈川県立近代美術館 葉山
休館日:月曜日(7月17日は開館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:
一般1,000(900)円
20歳未満・学生850(750)円
65歳以上500円
高校生100円
※( )内は20名以上の団体料金です。
※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。その他の割引につきましてはお問い合わせください。
※ファミリー・コミュニケーションの日:毎月第1日曜日(今回は7月2日、8月6日、9月3日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。
※8月6日(日曜)は「会話を楽しむ日」。小さなお子様連れの方も遠慮なくご観覧ください。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2017/yorozu/index.html
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