上海国際映画祭ジャッキー・チェン・アクション映画週間が終了『RE:BORN リボーン』下村勇二監督がスコット・アドキンス、ユン・ピョウらと交流も

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2017.6.25
左から、下村勇二監督、アンディ・チェン、スコット・アドキンス、タイガー・チェン、イコ・ウワイス

左から、下村勇二監督、アンディ・チェン、スコット・アドキンス、タイガー・チェン、イコ・ウワイス

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現地時間6月22日、開催中の第20回上海国際映画祭でジャッキー・チェン・アクション映画週間の授賞式が行われた。 同部門には日本から映画『RE:BORN リボーン』と『忍びの国』が出品。上映やレッドカーペット・受賞式には関係者が参加している。

左から、下村勇二監督、佐伯紅緒氏(脚本)、藤田真一プロデューサー

左から、下村勇二監督、佐伯紅緒氏(脚本)、藤田真一プロデューサー

『上海国際映画祭』は中国・上海市で毎年6月に開催される映画祭。1993年に第1回が開かれ、1994年から国際映画製作者連盟 (FIAPF) 公認の長編映画祭となった。昨年は約34万人が来場し、51のスクリーンで445作品が上映され、アジア最大級の映画祭となっている。様々な部門が設けられた同映画祭でも特徴的なのが、‟ジャッキー・チェン・アクション映画週間”。アクション映画への優れた貢献を称え、新たな才能を発掘することを目的にジャッキー・チェンが設立した部門で、作品賞や監督賞などだけではなく、アクション監督賞、ベストファイト賞などが設けられている。

ジャッキー・チェン・アクション映画週間授賞式では、サルマン・カーン主演のインド映画『Sultan』が最優秀作品賞を受賞。映画『Boyka: Undisputed IV』のスコット・アドキンスが最優秀アクション俳優賞、『Fatal Countdown: Reset』のヤン・ミーが最優秀アクション女優賞に選ばれた。 

また、ジャッキー・チェン、サモ・ハン、ユン・ピョウ、ユン・ワーらによる京劇集団‟七小福”のメンバーが世界各国から集結。さらに『ラッシュアワー』に出演していたクリス・タッカーも登場するなど、華やかな授賞式となった。

左から、下村勇二監督、ユン・ピョウ、藤田真一プロデューサー、佐伯紅緒氏(脚本)

左から、下村勇二監督、ユン・ピョウ、藤田真一プロデューサー、佐伯紅緒氏(脚本)

下村勇二監督とベニー・ライ(右から2番目)らジャッキーゆかりの面々

下村勇二監督とベニー・ライ(右から2番目)らジャッキーゆかりの面々


レッドカーペットや会場には、エリック・ツァンら香港の大御所俳優や、『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』のベニー・ライ、ジャッキースタントチーム(成家班)出身で『ベアリー・リーサル』のアクションコーディネーターなどハリウッドで活躍するアンディ・チェンらの姿も。また、キアヌ・リーブス監督作『ファイティング・タイガー』主演のタイガー・チェンや、『ザ・レイド』のイコ・ウワイスら第一線で活躍する俳優たちも参加していた。

左から、下村勇二監督、ユン・ピョウ

左から、下村勇二監督、ユン・ピョウ

 

日本から参加した作品の一つ『RE:BORN リボーン』は受賞には至らなかったものの、監督の下村氏や脚本の佐伯紅緒氏、藤田真一プロデューサーらは、レッドカーペット前に彼らと交流し、大きな刺激を受けたようだ。現地から、ユン・ピョウやスコット・アドキンス、イコ・ウワイスらとにこやかに撮影した写真を公開。同作の日本公開に向けて決意を新たにしている。なお、『RE:BORN リボーン』は10月にはフランスラブシュルドゥ・セアンス・ナント国際映画祭への出品も控えている。
 

映画『RE:BORN リボーン』は8月12日(土)より 新宿武蔵野館にてレイトロードショー。

作品情報
映画『RE:BORN リボーン』

【出演】
TAK∴(坂口拓)、近藤結良 斎藤工 長谷部瞳 篠田麻里子 加藤雅也 いしだ壱成 / 大塚明夫
稲川義貴 望月オーソン 賢太 坂口茉琴 屋敷紘子 三元雅芸 武田梨奈(声の出演)
【スタッフ】
監督 : 下村勇二
戦術・戦技スーパーバイザー : 稲川義貴 
アクション監修 : TRIPLE CROWN
脚本 : 佐伯紅緒 
撮影監督 : 工藤哲也 
音響効果 : 柴崎憲治 
音楽 : 川井憲次
加賀市アソシエイトプロデューサー : 石丸雅人 坂井宏行 
プロデューサー : 藤田真一 井上緑
企画・製作 : 有限会社ユーデンフレームワークス 株式会社アーティット
 製作協力 : 株式会社ワーサル 
配給 : アルバトロス・フィルム
(C)「リボーン」製作実行委員会
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