客席が360度回る新機構の劇場で“鳥”髑髏がいよいよ開幕! 劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』プレスコールをレポート
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
6月27日(火)から東京・IHIステージアラウンド東京にて、劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBSが上演される。同日同会場にてプレスコール(報道向け部分公開)が行われた。
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
劇団☆新感線は1980年に旗揚げ。お笑い、ロック、活劇など様々なジャンルを今まで上演してきた。『髑髏城の七人』は1990年に誕生。以来7年ごとに上演され、劇団☆新感線の最高傑作と言われる作品にまで名を高めた。今回の上演では、2017年~2018年の間、1年以上かけて“花・鳥・風・月”という名で、4つのシーズンに分けて公演を行う。公演会場であるIHIステージアラウンド東京では客席が回転するため、今までにない斬新な演出が可能となり、新たな『髑髏城の七人』が生まれる。
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
1590年、沙霧(清水葉月)は、関東髑髏党の鉄機兵たちに追われていた。そんな沙霧を助けたのは捨之介(阿部サダヲ)だった。沙霧が辿り着いた場所は色里“無界”。宿場も兼ねており賑やかな街だ。そこで色里のNo.1とも呼ばれている極楽太夫(松雪泰子)に、怪我だらけの沙霧は介抱される。なぜか沙霧を追うように里に現れた捨之介も里にかくまわれる。しかし、再び鉄機兵たちが沙霧を追ってきた。無界の里の主である無界屋蘭兵衛(早乙女太一)も加わり、鉄機兵たちに応戦。そんな中、蘭兵衛は捨之介の姿を見て驚く。そこに異形の仮面と鎧を身に着けた天魔王(森山未來)が手下たちを引き連れて現れる。天魔王に襲い掛かる捨之介、仮面を外した天魔王、表情が変わる蘭兵衛。3人の深い縁(えにし)とは。
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
“鳥”は“花”と比べて歌、踊りの要素をより強化したショーアップした『髑髏城の七人』となっている。キャストによる歌唱とダンス、テンポよく展開される殺陣などは一瞬たりとも見逃すことができない。
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
また、360度回転する劇場により、物語の進み具合によってセットが変わるのも大きな特徴。幕が閉じられている際はそこに映像が映し出され、まるで自分がその世界に居るかのような感覚を味わうことができる。従来の劇場にはない新機構と、作品の世界観により一層深く引き込まれることができるのが魅力的だ。
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』Produced by TBS プレスコール
劇団☆新感線「髑髏城の七人 season鳥」は、東京・IHIステージアラウンド東京にて6月27日(火)~9月1日(金)まで上演される。
取材・文・撮影:瀧澤 唯
■日程:2017/6/27(火)~17/9/1(金)
■演出:いのうえひでのり
■出演:
阿部サダヲ 森山未來 早乙女太一/
松雪泰子/
粟根まこと 福田転球 少路勇介 清水葉月/
梶原善 /
池田成志 ほか
■公式サイト:http://www.vi-shinkansen.co.jp/