美しき廃墟空間を描きだす 『没後20年 麻田浩展 ―静謐なる楽園の廃墟―』が練馬区立美術館で開催

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2017.7.7
麻田浩《落水風景》1973年 油彩・キャンバス 個人蔵

麻田浩《落水風景》1973年 油彩・キャンバス 個人蔵

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練馬区独立70周年記念展『没後20年 麻田浩展 ―静謐なる楽園の廃墟―』が、2017年9月28日(木)~11月19日(日)にかけて練馬区立美術館にて開催される。

麻田浩(1931~97)は、父・兄がともに日本画家という美術家の一家に生まれた。同志社大学経済学部に入学するものの、画家への道は捨てきれず、新制作協会に出品し在学中に初入選。1963 年・1971 年と2度の渡欧を経て、パリを拠点に、より幻想的な風景画を生み出してゆく。また、ヨーロッパ滞在期には版画制作にも力を入れた。

麻田浩《Fenȇtre et Terre》1974年頃 リトグラフ・紙 練馬区立美術館蔵

麻田浩《Fenȇtre et Terre》1974年頃 リトグラフ・紙 練馬区立美術館蔵

麻田浩《原都市》1983年 油彩・キャンバス 公益財団法人中信美術奨励基金蔵

麻田浩《原都市》1983年 油彩・キャンバス 公益財団法人中信美術奨励基金蔵

麻田浩《蕩児の帰宅(トリプティックのための)》1988年 油彩・キャンバス 個人蔵

麻田浩《蕩児の帰宅(トリプティックのための)》1988年 油彩・キャンバス 個人蔵

1982年、50歳で帰国。京都に戻り、京都市立芸術大学西洋画科の教授を務めながら、水滴や羽根などの自然物を配した「原風景」とともに、「原都市」と名づけられた美しき廃墟空間を描き続けた。

本年は麻田が没して20年という節目の年にあたる。本展覧会は、初期から晩年まで、約140点の油彩画や版画等を通し、麻田の画業を振り返る展覧会となる。

麻田浩《御滝図(兄に)》1990年 油彩・キャンバス 東京オペラシティ アートギャラリー蔵

麻田浩《御滝図(兄に)》1990年 油彩・キャンバス 東京オペラシティ アートギャラリー蔵

麻田浩《庵(ラ・タンタション)》1991-93年 油彩・キャンバス 京都国立近代美術館蔵

麻田浩《庵(ラ・タンタション)》1991-93年 油彩・キャンバス 京都国立近代美術館蔵

 

イベント情報
練馬区独立70周年記念展
『没後20年 麻田浩展 ―静謐なる楽園の廃墟―』


会 期:2017年9月28日(木)~11月19日(日)
会場:練馬区立美術館
休館日:月曜日 *ただし10月9日[月・祝]は開館、10日[火]閉館
開館時間:10:00~18:00 ※入館は17:30まで
観覧料:一般 800円、高・大学生および65~74歳 600円、中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引制度あり)
*一般以外の方(無料・割引対象者)は、年齢等の確認できるものをお持ちください。 
主 催:練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)、日本経済新聞社
http://www.neribun.or.jp/web/36_access/index.html
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