アラーキーにとって「妻」とは何か? 『荒木経惟 センチメンタルな旅1971-2017-』展がまもなく開幕

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2017.7.6
<センチメンタルな旅> 1971年 東京都写真美術館蔵

<センチメンタルな旅> 1971年 東京都写真美術館蔵

写真家・荒木経惟(のぶよし)の写真展『荒木経惟 センチメンタルな旅1971-2017-』が、7月25日(火)~9月24日(日)にかけて東京都写真美術館にて開催される。

本展は、荒木自らが「陽子によって写真家になった」と語るほど彼の写真家としての原点である、妻・陽子に焦点をあてた展覧会。膨大な作品群から、陽子を被写体とするものや、その存在を色濃く感じさせる多様な作品約1,000点(予定)を通して、荒木が重要視している被写体との関係性を探る。また、その写真の神髄である「私写真」についても考察していくことを目指す内容となる。

なお、展覧会タイトルの「センチメンタルな旅1971-2017-」とは、1971年に出版された私家版の写真集に始まり、現在へと続いている荒木経惟の私写真、そして写真人生そのものを表しているとのこと。

イベント情報
『荒木経惟 センチメンタルな旅1971-2017-』展

会期:7月25日(火)~9月24日(日)
会場:東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
時間:10時~18時(木・金曜は20時まで) ※入館は閉館時間の30分前まで
※7月20日(木)~8月25日(金)の木・金曜は21時まで開館
料金:一般900円/学生800円/中高生・65歳以上700円(※第3水曜日は65歳以上無料)
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害をお持ちの方とその介護者は無料
主催:東京都写真美術館、産経新聞社
公式サイト:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2795.html
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