出雲大社のギャラリーで現代ガラスアート展『魂のかたち』が開催に

現代ガラスアート展『魂のかたち』が、2017年7月22日(土) ～9月10日(日)にかけて常陸国 出雲大社ギャラリー桜林にて開催される。

本展は、朝倉祐子、川辺雅規、高木基栄、廣瀬絵美、ホンムラモトゾウの5名の作家によるガラスアート作品を展示・販売する展覧会だ。

川辺雅規「キヲクの狭間で」2008

朝倉祐子「a woman in red」2017

高木基栄「硝像 - 精神分析 -」2017

廣瀬絵美「Blooming step」2014

ガラスは出雲大社の歴史にも古くからかかわり、勾玉の代わりに69連の富貴玉(吹きガラス)をつくり天皇への献上品としたとされている。また出雲大社境内にもガラス工房を設けられていることから、ガラスをテーマにした本展が開催されることとなった。

5名の作家は、高温で熔解するガラスを巧みに操り、吹く・膨らませる・伸ばす・つなげる・流し込み形づくるなどさまざまな技法を用いて作品を制作。それぞれの想いや葛藤など過去・現在・未来へと続く時の中で、その一瞬に魂を吹き込ませるガラス制作は、神秘的な「魂のかたち」づくりといえるだろう。

拝殿