ヨーロッパ最大の恐竜トゥリアサウルス関西初公開『メガ恐竜展2017ー巨大化の謎にせまるー』

レポート
2017.8.14

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この夏、関西で行われる最大級の恐竜展、その名も『マンダイプレゼンツ メガ恐竜展2017ー巨大化の謎にせまるー』。今回は、史上最大の陸上動物と言われる「竜脚類(りゅうきゃくるい)」に焦点をあて、恐竜の巨大化の謎に迫っている。恐竜たちの全身復元骨格や、恐竜ロボットなど約200点の展示を見ながら、命の進化、神秘を感じることのできる展覧会となる。
恐竜たちのいた時代へ、いざタイムスリップしてみよう。

今回の目玉は、2003年にスペインで発見された全長30メートルを超える巨大恐竜”トゥリアサウルス”の半身の復元骨格だ。半身とはいえ、恐ろしいほどの大迫力に鳥肌が立つ。「恐竜=巨大」というイメージが一般的だが、実は体長30メートルを越える大きさになる恐竜は「竜脚類」といわれる種類のみだそうだ。

研究者は今日も

「恐竜」というと空想上の生きものに近いような印象を抱いていたが、展覧会にある実物の骨などを見ていると、彼らが実際に地球上で生き、進化をしていた実在の生物であったことを実感できる。

恐竜に関しては、世界中で発掘作業や研究が続けられ、いまもその成果は更新されている。ごく初期の研究では、恐竜は、イグアナの大型版であると考えられていたり、水中でしか生存できなかったと言われている点も面白い。監修者の1人、岡山理科大学生物地球学部講師の林昭次氏は「映画『ジュラシック・パーク』が1と2、また3になるにつれ、恐竜の描き方が異なっていくのは、研究がどんどん進んでいるからです」と解説。現在、わたしたちが恐竜の出てくる映画やアニメなどを楽しめるのは、研究者の情熱があるからかもしれない。

なお、巨大化した恐竜だけではなく、その反対に小型化した恐竜もいたそうだ。それらは島で生存し、孤立化した恐竜たちだ。敵が少なく、エサも限られていたでの大型化する必要性がなかったのである。林氏の話では、大阪と淡路島に生きる鹿を比較すると、恐竜の進化と同じ理由で淡路島の鹿のほうが小さいのだという。
ふと、日本人と欧米人の体型を比べてしまったが、何億年とかけて進化した恐竜と比較するのは無謀だろうか。環境と生物の関係に関心する。

楽しみはつづく

会場の外には、恐竜アトラクションコーナーとして、スライダー、恐竜カートなど、恐竜と遊ぶことができるスペースがある。また恐竜カフェには、恐竜の形をしたチキンナゲットやカレーなどもあり、お腹も恐竜で満たすことができる。展覧会の図録も充実しており、百科事典のように情報が満載だ。夏休みに家族連れで訪れたい展覧会の1つである。

恐竜が生きてこれたのも、私たちが今日生きているのも、何十億年も前から生命を育んでくれているこの地球のおかげだ。
地球という存在について改めて感謝し、地球を守っていくことの必要性についても感じることができた。この夏、壮大なロマンを大阪で味わってみよう。

 

イベント情報
マンダイプレゼンツ メガ恐竜展2017 ー巨大化の謎にせまるー

 日時:~2017年9月3日(日) 09:30~16:30(最終入場16:00まで)※会期中無休
 会場:大阪南港ATCホール
 問い合わせ先:メガ恐竜展2017事務局 06-6615-5556
 公式HP:http://mega2017.jp/

 

 

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