古代から近現代までの日本建築を比較 『建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの』が森美術館で開催
《香川県庁舎》 丹下都市建築設計 1959年 香川 撮影:市川靖史 画像提供:香川県
『建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの』が、2018年4月25日(水)~9月17日(月)にかけて、森美術館にて開催される。
日本の伝統建築は、その文化財的価値を認められ、フランク・ロイド・ライト、ブルーノ・タウトなど、20世紀を代表する近代建築家たちに影響を与えた。また日本においては、伝統を再考し、新たな建築の可能性を模索してきた丹下健三、谷口吉生、隈研吾などが国際的にも高い評価を得ており、これまで多くの日本人建築家が、“建築界のノーベル賞”と称されるプリツカー賞を受賞してきた。このように日本の現代建築が国際的に注目される背景には、古代から現代に受け継がれる日本建築の遺伝子が存在し、創作において潜在的な影響を与えているからではないだろうか。
本展では、日本の古建築と近現代の建築の比較分析を実施。両者の表現の差異や継承を、貴重な資料、模型、体験型インスタレーションの展示を通じて浮彫りにしていく内容となっている。
《鈴木大拙館》 谷口建築設計研究所 2011年 金沢 撮影:北嶋俊治
《ミラノ国際博覧会2015 日本館》 北川原温+北川原温建築都市研究所+石本建築事務所 2015年 ミラノ、イタリア 撮影:大野 繁
《光学硝子舞台(小田原文化財団 江之浦測候所)》 杉本博司 2017年 神奈川 © 小田原文化財団
イベント情報
『建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの』
会期:2018年4月25日(水)~9月17日(月)
会場:森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)
森美術館公式サイト:www.mori.art.museum
会期:2018年4月25日(水)~9月17日(月)
会場:森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)
森美術館公式サイト:www.mori.art.museum