Netflixは日本のアニメを変えるのか?『Netflix Anime Slate 2017』世界配信タイトルを一気に発表

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2017.8.4

■シーズン2でのトレバーの運命は? 『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』スペシャルトークセッション

自身も『悪魔城ドラキュラ』の登場人物のような雰囲気を醸し出すエグゼクティブプロデューサーのアディ・シャンカルと声優の置鮎龍太郎。


続いて、現在配信中のオリジナルアニメ『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』で、主人公トレバー・ベルモントドを演じる置鮎龍太郎と、同作のエグゼクティブプロデューサーであるアディ・シャンカルのスペシャルトークセッションがスタート。

子供の頃は香港やシンガポールで『科学忍者隊ガッチャマン』などの日本アニメにどっぷり漬かりながら育ち、現在も『機動戦士ガンダム』シリーズや『進撃の巨人』といった新作チェックも欠かさないというアディ氏。ゲーム版の大ファンだったことから『悪魔城ドラキュラ』のアニメ化も10年前から模索していたが、アニメは子ども向けという意識が強いアメリカでは実現が難しかったため、Netflixでのアニメ化は正に夢をかなえる福音だったとのこと。

一方の置鮎氏は、実はゲームの『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』で吸血鬼アルカードを演じていたという意外な縁が。さらにアニメでアルカードを演じる三木眞一郎は、他のシリーズ作品ではベルモントド家の戦士・リヒターを演じていたこともあり、今回のキャスティングには「運命を感じますね」とのこと。

そして2018年より全世界配信がスタートするシーズン2についてもふれられたが、アディ氏は「トレバーは第2話で死にます(笑)」などのジョークで答え、詳細な内容は「ネタバレになるから」配信を楽しみに待ってほしいとのこと。

以前に実写版のオファーがあったものの「ゲームやファンに対するリスペクトを感じられなかった」と断ったほど、『悪魔城ドラキュラ』に深い思い入れを持つアディ氏がどんなシーズン2を生み出すかに注目だ。

そしてこのトークセッションのラストを飾ったのは、置鮎龍太郎によるトレバー・ベルモントドの生演技。劇中のカッコ良さそのままの決めゼリフで会場を盛り上げた。

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・作品データ
『悪魔城ドラキュラ -キャッスルヴァニア-』


TVシリーズ:約23分/全4話(シーズン1)、全8話(シーズン2)
シーズン1:配信中、シーズン2:2018年全世界配信
【プロダクション】パワーハウス アニメーション スタジオ(Season1)
【スタッフ】製作総指揮:テッド・ビアゼリ、ウォーレン・エリス、ケヴィン・コルド、フレッド・サイバート、アディ・シャンカル、ラリー・タン、監督:サム・ディーツ、脚本:ウォーレン・エリス、
音楽:トレバー・モリス、キャラクター・デザイン:サム・ディーツ
【キャスト】トレバー・ベルモンド:リチャード・アーミティッジ(CV:置鮎龍太郎)、
アルカード:ジェームス・キャリス(CV:三木眞一郎)、ドラキュラ:グレアム・マクタヴィッシュ(CV:内田直哉)、
サイファ・ヴェルナンデス:アレハンドラ・レイノソ(CV:下山田綾華)

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