欅坂46、初の全国ツアー完走 1万8千人が熱狂した最終公演オフィシャルレポートが到着
欅坂46
欅坂46が、全国6都市を巡る初の全国ツアーの最終公演を、8月30日幕張メッセにて行った。
アルバムタイトルと同名のツアーは欅坂46ならではの世界観が凝縮された濃密なライブとなった。オープニングでは客席でのペンライト使用が制限され、ステージを覆う紗幕を存分に使った「Overture」から「エキセントリック」でスタートする。メッセージ性の強い歌詞が紗幕に映しだされ、その世界観に引き込まれる。
続く2曲目で紗幕が落ち、客席のペンライトが一斉に点き「月曜日の朝、スカートを切られた」へと繋がっていきまさに欅坂46の世界観がいきなりトップギアで4曲続いて繰り広げられる。
欅坂46
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“けやき坂46(ひらがなけやき)”の登場を経て、ライブはユニット曲のブロックへと続いていく。このブロックの最後では、キャプテンの菅井友香と副キャプテンの守屋茜がステージに残り「次の曲は私たちも、皆さんもずっと待っていた曲です。」と伝え、休養していた今泉佑唯のソロ曲「夏の花は向日葵だけじゃない」のイントロが流れると割れんばかりの大歓声が起こり、客席一帯が黄色のペンライトに染まる。今回のツアーには間に合わないか?との声もあったが8月29日の公演から無事にステージへ復帰し、自身初のソロ曲を歌い上げた。
欅坂46
そしてライブは後半戦へと続き「誰よりも高く跳べ!」「世界には愛しかない」「危なっかしい計画」とアッパーチューンが続き、会場のボルテージもヒートアップしていく。本編の最後はアルバムに収録されている欅坂46全メンバーで歌う「太陽は見上げる人を選ばない」で締めくくられた。
鳴りやまぬアンコールを受けて、「サイレントマジョリティー」のイントロで会場は緑一色に染まり、メンバーのシルエットが映し出されると今泉の姿もあり、久しぶりに全員が揃った「サイレントマジョリティー」が披露され熱狂に包まれる。
欅坂46
MCでは、改めて今泉の復帰をメンバーで祝い、けやき坂46メンバーも登場して「W-KEYAKIZAKAの詩」でアンコールは締めくくられた。それでも鳴りやまぬアンコールに、このツアーで初のダブルアンコールが始まる。
今までどの公演でも披露されてこなかった、センター平手友梨奈のソロ曲「自分の棺」だ。平手の迫力のパフォーマンスと強烈な歌詞がリンクし、改めて欅坂46だけが持つ世界に引き込まれた。
緩急自在のパフォーマンスは結成して2年のグループとは思えない貫禄すら漂わせていた。欅坂46初の全国ツアーはまさに歴史に残るツアーとなったと言っても過言ではないだろう。
欅坂46
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日程:2017年8月30日(水)
開場:17:00/ 開演:18:30
会場:幕張メッセ 国際展示場4~6ホール
M1 エキセントリック
M2 月曜日の朝、スカートを切られた
M3 君をもう探さない
M4 語るなら未来を…
―MC―
M5 永遠の白線
M6 100年待てば
―MC―
M7 AM1:27
M8 バレエと少年
M9 少女には戻れない
M10 ここにない足跡
M11 沈黙した恋人よ
M12 夏の花は向日葵だけじゃない
―MC―
M13 東京タワーはどこから見える?
M14 誰よりも高く跳べ!
M15 世界には愛しかない
M16 危なっかしい計画
―MC―
M17 太陽は見上げる人を選ばない
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EN1 サイレントマジョリティー
EN2 二人セゾン
EN3 W-KEYAKIZAKAの詩
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WEN1 自分の棺
WEN2 不協和音