ツイ・ハークがチャウ・シンチーに「大人になれよ」映画『西遊記２～妖怪の逆襲～』特別映像を公開

9月8日（金）公開の映画から、製作のチャウ・シンチーと監督のツイ・ハークが会話を交わす当別映像が公開された。

『西遊記２～妖怪の逆襲～』は、『少林サッカー』などで知られるチャウ・シンチーが製作・監督をつとめ、全世界で230億円以上の興行収入を記録した『西遊記～はじまりのはじまり～』の続編。今年2017年１月に中国で公開され、2017年度中国国内映画興行収入第３位（※８月現在）となる、 16.5億元（日本円で約265億円）のヒットを記録している。チャウ・シンチーが再び製作、『セブン・ソード』などのツイ・ハークが監督を担当し、 妖怪ハンターの三蔵法師（クリス・ウー）が、孫悟空（ケニー・リン）、猪八戒（ヤン・イーウェイ）、沙悟浄（メンケ・バータル）たちの天竺への旅をCGとアクションたっぷりに描く。

チャウ・シンチーとツイ・ハークは、1980年代後半から90年代にかけて香港映画の黄金期を支えた2大ヒットメイカー。ともに、CGやワイヤーワーク、アクションをふんだんに使ったド派手な映像、独特のセンスのコメディ演出など、エンタテインメントに特化した製作者として知られている。公開された映像は、そんな二人が同作のCGを巡って珍妙な会話をするもの。「あのCGの猿は完璧だ！」と興奮気味しながら絶賛するチャウ・シンチーに対し、ツイ・ハークは落ち着きはらった様子で、「あれは本物の猿だよ。CGじゃないよ」と答える。唖然とするチャウ・シンチーに対し、ツイ・ハークは、さらに「大人になれよ」「夜遊びも控えろ」「酒を飲むなよ」「早く寝ろ」と次々と言葉を投げかける。そして、自分の疲れを自覚したのか、頭を抱えるチャウ・シンチー。独特の笑いのセンスが際だつ、何とも言えないやりとりにクスリとするファンも多いのではないだろうか。

なお、同作の日本語吹替え版では、櫻井孝宏、山寺宏一、貫地谷しほりらが声を当てている。

映画『西遊記２～妖怪の逆襲～』は9月8日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国でロードショー。