アート作品を題名や作者名、解説文なしで楽しむ 『所蔵品による"なんだろう"展+新収蔵品展』が平塚市美術館で開催

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2017.9.8
湯原和夫《作品No.2-05》2003年

湯原和夫《作品No.2-05》2003年

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『所蔵作品による"なんだろう"展+新収蔵品展』が、2017年12月9日(土) ~2018年2月25日(日)にかけて平塚市美術館にて開催される。

“なんだろう” 展は、作品の題名や作者名、解説文のない美術展だ。それぞれの作家がつくった作品を見て、感じ、なにが描かれているのか想像しながら鑑賞してもらうことを目的としている。およそ30点の作品は、幻想的だったり、どこか思わせぶりだったり、楽しくなったり、不思議な気持ちになるものばかり。それらを鑑賞して感じたことは、作品の傍らに記載しておくことができるようになっている。ほかの来館者が書いた言葉も読むことができるので、おなじ作品に対する様々な見方を知ることができるだろう。

郭徳俊《フォードと郭(B)》1974年

郭徳俊《フォードと郭(B)》1974年

石田徹也《コンビニエンスストアの母子像》1996年

石田徹也《コンビニエンスストアの母子像》1996年

また、本展出展作家である加藤芳信、山本直彰、岡村桂三郎、中ザワヒデキの作品についての質問を、来館者から募集する。会期後半には、来館者による“なんだろう”に対する作家の「答え」が会場に掲出されるという。

なお、同時開催として、福田美蘭《見返り美人鏡面群像図》をはじめ、昨年度、新たに収蔵された作品約40点も展示される。

福田美蘭《見返り美人 鏡面群像図》2016年

福田美蘭《見返り美人 鏡面群像図》2016年

イベント情報
所蔵作品による"なんだろう"展+新収蔵品展

会期:2017年12月9日(土) ~2018年2月25日(日)
開館時間:9:30 ~ 17:00(入場は16:30 まで)
休館日:月曜日(1/8、2/12 は開館)、1/9 日(火)、年末年始(12/29~1/3)
観覧料金:一般200(140) 円、高大生100(70) 円
  ※( ) 内は20 名以上の団体料金
  ※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
  ※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1 名は無料
  ※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体割引
  (年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
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