小平智、池田勇太、宮里優作の3つ巴の戦いに誰が絡むのか ブリヂストンオープンで男子ゴルフツアーもラスト7戦 

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2017.10.17
賞金ランキングもトップに返り咲き、ブリヂストンオープン2連覇を果たして初の賞金王も確実なものにしたい小平智。熱い戦いはもうすぐだ

賞金ランキングもトップに返り咲き、ブリヂストンオープン2連覇を果たして初の賞金王も確実なものにしたい小平智。熱い戦いはもうすぐだ

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今季の男子ゴルフツアーも、10月19日~22日に行われるブリヂストンオープンを入れてあと7戦。賞金王争いだけでなくシード権争いもからみ、各選手らの目の色も変わってきている。前半戦を海外転戦で足踏みしていた池田勇太は、9月からの秋の陣で6戦2勝とエンジンがかかってきた。2年連続の賞金王を完全に射程圏内に収めている。また、残念ながらアメリカのレギュラーツアーカードを獲得できなかった石川遼は、国内2戦目として同大会に出場する。選手たちの色々な思いが交錯する今年のブリヂストンオープン。今年も熱いドラマが待ち受けている。

いよいよ大本命馬が最後の“まくり”に入ってきた。池田勇太だ。15日の日本オープン最終日ではOBを2発打つなどバタバタしつつも、2位に入ったアマチュアの金谷拓実選手(東北福祉大1年)にプロの意地を見せつけ、優勝賞金4,000万円を上積みしている。これで賞金王レースは一気に3位となり、本命馬に名乗りを上げた。

今年の池田勇太には期するものがある。それを示すように海外の大会に積極的に参戦した。ショットの精度は上がっていたものの、噛み合わせが悪く、マスターズなどすべてのメジャー大会で予選落ちを喫した。昨年の日本オープンも大成長を遂げた松山英樹に食い下がるも2位タイに終わった。そういう松山の姿を目の当たりにし、自身の成長を誓った2017年なのだ。

ゴルフ日本一を決める日本オープンの複数回優勝者は宮本留吉(6回)、尾崎将司(5回)、中島常幸(4回)、中村寅吉(3回)、林由郎、杉本英世、青木功、尾崎直道など(以上2回)。そんな彼らと肩を並べ、着々と名プロゴルファーの称号を手にしつつある。今年の日本オープンの優勝で世界ランクも前週の52位から37位へとジャンプアップし、このままいくと2年連続4度目のマスターズ挑戦も実現できる。その状況を盤石にするためにも今回のブリヂストンオープンで結果を残したいのは間違いない。

同社の所属プロで今年のマスターズ最終日の16番でホールインワンを達成した、世界ランク12位のマット・クーチャーも参戦する。海外を視野に入れている池田にとっては相手にとって不足がなく、PGAの名プレーヤーの前でもその成長ぶりを示したところだ。

賞金ランキングで再度トップに立った小平智も初戴冠を狙っている。平均ストロークとバーディー率は現在トップ。平均パット数、パーオン率、フェアウェイキープ率でも軒並み上位に入っており、その安定感はツアー随一だ。しかも昨年のブリヂストンオープンの勝者で、倉本昌弘、丸山茂樹、池田勇太、谷口徹に続く、大会史上5人目の2連覇を目論む。

先週のHONMA TOUR WORLD CUPで史上初のボギーなし完全優勝を成し遂げた宮里優作とあわせ、賞金王争いは3つ巴の様相を呈してきた。宮里は今季、全米オープンや全英オープンにも出場しており、海外での経験が日本ツアーに生きている。この3人の賞金の差は約768万円と順位次第で一気に形勢が変わるだけに、このブリヂストンオープンでの結果は、今後の賞金レースに大きな影響を及ぼすだろう。

その他、ブリヂストンの所属選手の宮本勝昌もこのコースとの相性は悪くない。昨年こそ44位タイに沈んだが、2014年で3位タイ、2015年で8位タイと、どちらもトップ10でフィニッシュ。現在、賞金ランキングは11位(約4,200万円)で、トップ5を狙える状況になっている。

2010年と2015年の賞金王で、昨年単独3位に入った金庚泰(キムキョンテ)も上位を窺う。2015年は2位タイ、2014年も6位タイと、この袖ケ浦カンツリーとは抜群の相性を持つ。今季は優勝こそないものの、レオパレス21ミャンマーオープンの3位タイをはじめ、トップ10には5回入賞している。今大会の優勝賞金が3,000万円と高額なだけに、ここで優勝すれば現在の17位(約3,800万円)から一気に7位へとジャンプアップできるため、気持ちが入ったプレーとなるだろう。

アメリカのレギュラーツアーカードを失った石川遼も、決してショットの精度が落ちているわけではなく、逆に厳しいアメリカツアーの中で着実に成長は遂げている。コースマネージメントの問題や、自信を無くしている状況下にあり、日本ツアーで優勝すればこの悪い流れを一気に変えられるかもしれない。日本でも多くのファンを持っているだけに、石川遼の復活は期待したいところだ。

屈指の飛距離を持つチャン・キムも日本オープンに引き続き参戦するなど、見どころは尽きない。賞金王、シード権争いの鍵も握るブリヂストンオープン2017。今週末の千葉・袖ケ浦では熱い戦いが見られそうだ。

※各種データは2017年10月16日現在のもの

イベント情報
『ブリヂストンオープンゴルフトーナメント2017』

 日時:10月19日(木)~22日(日)
 会場:袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉県千葉市)
 主催:株式会社ブリヂストン
 後援:公益財団法人日本ゴルフ協会、千葉県、千葉市、株式会社袖ヶ浦カンツリー倶楽部、日本テレビ放送網株式会社、一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会
 特別協賛:大塚製薬株式会社
 協力:東日本旅客鉃道株式会社千葉支社、千葉トヨペット株式会社
 チケット:予選ラウンド 前売券(一日券) 1,000円
      決勝ラウンド 前売券(一日券) 3,000円など

 
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