平野綾と加藤和樹が1日消防署長に！ 『レディ・ベス』上演中の帝国劇場で餅つきをして安全祈願

帝国劇場で上演中の『レディ・ベス』に出演している平野綾と加藤和樹が丸の内1日消防署長に就任し、火災予防の大切さをアピールする「火災予防安全もちつきまつり」に参加した。丸の内の安全が「ながもち」することを祈願して、餅をついたり、AED(自動体外式除細動器)の使い方のデモンストレーションを見守ったりした。

平野と加藤は制服に身を包み、少し緊張した面持ちで登場。丸の内消防署の矢島務署長から委任状とタスキと指揮棒を受け取った後、平野と加藤は「呼吸の確認！」「電気ショック開始！」などと指示を出しながらAEDのデモンストレーションを見守った。

続いて恒例の餅つき。1979(昭和54)年に始まった同イベント。1回目は由利徹を座長とする「雲の上団五郎一座」がゲストとして有楽町日劇前広場で行ったという。38回目となる今回、ゲストに選ばれた平野と加藤は杵を一緒に持って、会場の「よいしょ！」という掛け声に合わせて餅をついた。

イベントの最後に、平野は「1日消防署長に就任したのは初めて。AEDの訓練を見ていて、免許を取る時にAEDの訓練をしたことを思い出しました。日頃から気をつけられることがもっともっと身近にいっぱいあるんじゃないかなと思います。これからも安全に気をつけて努力していきたいと思います」と話した。

加藤は「このような伝統ある行事に参加できたことを本当にうれしく思います。最近、当たり前のことが当たり前でなくなってきている世の中だと感じております。僕自身もそうですが、街で起こることなどに、見て見ぬ振りをしてしまうことがあります。しかし、小さなことにも自分で気づいて自分から行動できる人間に僕自身もなっていきたいと思います。皆さんの安全を願っております」と話してイベントを締めくくった。

取材・文・撮影＝五月女菜穂