フィギュア羽生結弦もエキシビジョンで楽曲を使用、イタリアが生んだ若き三大テノール「イル・ヴォーロ」初来日公演開催

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クラシック
2017.11.8
IL VOLO(イル・ヴォーロ)

IL VOLO(イル・ヴォーロ)

現在、北米とヨーロッパ、ラテンアメリカを中心に人気を誇り、屋外スタジアム級のコンサート会場を連日超満員にしているイタリアが生んだ若き三大テノールの「イル・ヴォーロ」が初来日する。2015年のサンレモ音楽祭でグランプリを受賞して以来、甘く情熱的な歌声で多くの観衆を魅了し、受賞曲「グランデ・アモーレ」のミュージック・ビデオの再生数は1億回を超えた。日本では羽生結弦選手がエキシビジョンで彼らの曲である「THE SWAN」を使用したことでも注目を集めている。

メンバーはジャンルカ(22歳)とイニャツィオ(23歳)とピエロ(24歳)。平均年齢23歳。2016年に共演したブラシド・ドミンゴは「パヴァロッティ、カレーラス、そして私が歌った『3大テノール』の思いを受け継いでくれる3人の青年たち」と大絶賛している。

ヴェルベットのような深みのある声でロマンティックに歌い上げるジャンルカ、全盛期のパヴァロッティを彷彿させ軽やかで伸びのある高音が持ち味のピエロ、ソウルフルで力強い曲も繊細な表現力を必要とするバラードも自由自在な歌唱力を持つイニャツィオ。

クラシックとポップスを融合した「イル・ヴォーロ」は、流麗なメロディーの楽曲と、「アモーレの国」ならではの妖艶なヴォーカル・スタイルで新しい境地を切り拓いている。待望の初来日は2公演。期待が高まる必見必聴のゴージャスでプレミアムなステージ。3つの声がひとつになる時の重層的なハーモニーと躍動感は、オペラファンからポップスファンまでを虜にするだろう。

IL VOLO(イル・ヴォーロ) コメント

僕たちは初めて日本へ行くことにわくわくしています。早く僕たちの音楽を皆さんに知っていただきたいと思っています。僕たちは寿司が大好きで世界のどこへ行っても寿司屋を見つけて食べていますが、まだ本物を味わったことがありません。世界の中でも最も美しい国、日本を早く見てみたいと思っています。

フィギュアスケーターのエウゲニー・プルシェンコが僕たちの歌「グランデ・アモーレ」の曲でNHKフィギュアスケート スペシャルエキシビションに出場したと聞きました。羽生結弦選手も僕たちが歌っている「スワン」で演技をしていますから、皆さんはきっと僕たちの歌を聞いたことがあると思います。とても光栄に思います。

皆さんからよくトリオの素晴らしい点について質問されます。僕たちはどこへ行くにも、何をするにも行動を共にしています。知らない街に行っても、また特にステージの上で絶対に一人ではないという心強さがあります。それに誰かが疲れていても補い、助け合うことが出来ます。それと何より素晴らしいのは、我々には三つの頭があるということです。それぞれが違うアイデアを持っているので、何か問題が起こっても解決策を見つけることができるのです。僕たちはトリオを結成したときからイタリアの声を世界に紹介したいと思っていました。イタリア音楽にどれほどパワーが潜んでいるのか、またベルカントの美しさを日本の皆さんにも聞いていただきたいと思っています。

僕たちは今、ワールドツアーの準備をしています。日本に行くことを楽しみにしています。チャオ!

 

公演情報
Notte Magica~魅惑の夜~

【東京公演】
2017年11月29日(水)
Bunkamura オーチャードホール
【神奈川公演】
2017年12月1日(金)
川崎市スポーツ・文化総合センター ホール 

<予定曲目>
「GRANEDE AMORE」/「NOTTE STELLATA(THE SWAN)」/「オー・ソレ・ミオ」/「星は光りぬ」/「グラナダ」/「アヴェ・マリア」/「Nessun Dorma~誰も寝てはならぬ~」(歌劇『トゥーランドット』より) ほか


 

 

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