ドイツの筆記具ブランド「ラミー」のペンデザインに迫る『thinking tools展』、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で開催
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ドイツの筆記具メーカー・ラミー社のペンデザインの過程に焦点を当てた『thinking tools展』が、2018年3月3日(土)~4月8日(日)まで、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて開催される。
ドイツの展覧会からのワンシーン
1930年、ドイツの美しい古都・ハイデルベルグに設立されたラミー社は、ユニークなデザインでドイツのみならず、世界中の筆記具市場に新風を吹き込んだ。世界中の様々なデザイナーとのコラボレーションによって開発された商品は、これまでに多数のデザイン賞を受賞している。
ラミー初のデザインプロダクトである「LAMY 2000」は、それまでの筆記具の概念を覆す、“機能によってかたち作られるデザイン”というバウハウスの思想を取り入れた斬新なデザインだ。「LAMY 2000」が登場した1966年を「ラミーデザイン誕生の年」と定め、それ以降、姿かたちを一切変えず、ラミーデザインの原点を伝える永遠のロングセラーとして、多くのデザイナーやクリエイターに愛用されている。
ドイツの展覧会からのワンシーン
ドイツの展覧会からのワンシーン
ラミーデザイン50周年を迎えた2016年に、ドイツ・フランクフルトの応用工芸博物館で『thinking tools展』を開催。世界巡回展として、ドイツに続き今回日本での開催が決定した。
本展のコントリビューターとして「WIRED」「The New York Times Magazine」等のグローバルメディアで活躍するイラストレーター、クリストフ・ニーマン氏が参加。さらに、ドイツのクリエイターであるマイク・メレー氏とメレー・メレー社が、本展のコンセプト立案から会場のクリエイティブディレクションまでを手がけている。
イラストレーター、クリストフ・ニーマン氏
クリストフ・ニーマン氏のイラストレーション
会期中には、ゲストスピーカーによるギャラリートークを計3回開催。ラミーの定番ボールペン「ラミー ノト」のデザインを手がけた深澤直人氏、ドイツ・ラミー本社マーケティングチームの大貫仰氏等の登壇を予定している。
ドイツで行われたthinking tools展覧会の模様
thinking tools.プロセスとしてのデザイン ― モダンデザインのペンの誕生
時間 : 10:00~19:00
会場 : 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
(東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
入場料 : 無料
公式サイト:http://www.lamy.jp/thinkingtools.html