【来週の星占い-12星座別おすすめエンタメ情報-】（2018年4月30日～2018年5月6日）

誰かを好きになる気持ちって、説明してよって言われても簡単に言葉で説明がつくものでもないと思う。もし、こういうところが好きで、こういうポイントがたまらない、この角度の雰囲気が萌える……なんて、理由がいくつも湧き出てくるようなら、それはもしかしたら「愛を語っている自分のことが好き」なだけかもしれない。

「自分にメリットをもたらしてくれるから好き」なのかもしれないし、あるいは「手間暇もお金もかけてでも手に入れたい」っていう支配欲を「好き」と勘違いしてるのかもしれない。「推しが尊い」なんて言葉はまるっきりそんな感じで、相手のことなんて実は想像もしていなくて。自分の都合が良いようにイメージするあまり「ひとりの人間」として思いやってないことの方が多いんじゃないかな。行き過ぎた偏愛行動が、社会的にも問題化しそう。

不倫や浮気にすごく神経質になったり、若いうちに結婚して安定を求めたりする人が増える一方で、相手には他の恋人がいてもいいとか、複数パートナーを認める人もいる。それぞれが一方通行な想いのままで相手を見過ぎているのかもしれない。大黒柱が稼ぎに出るだけでは生活がままならなくなるとか、将来を見越した問題をきっかけにこれまでは気に留めていなかったすれ違いが明らかになり始めるのかもしれない。ただカタチだけでお互いが人間として成長しないままのパートナー契約は、どんどん破綻していくことになるのかも。

理不尽だらけで、平等じゃなくて、不可解なことだらけ。色んな人が幻想から目が覚めて行ってる。どれだけ努力しても苦労しても、お金や手間暇かけても、自分には手に入らないものがある、っていうことをだんだん思い知らされていく風潮。だから何なのっていうと、自分の価値を解ってくれる人にちゃんと価値だと思っていてもらえるように、謙虚な自分でいることが試されているのかも。