中村勘九郎・勘太郎・七之助がシルク・ドゥ・ソレイユの秘密に迫る　世界最高峰のサーカスと歌舞伎の共通点

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シアター・オブ・ハンズに挑戦する 3 人

お台場ビッグトップにて開催中の世界最高峰のエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」による日本公演最新作『ダイハツキュリオス』。東京公演は2月7日の開幕以来、既に15万人以上が来場している。

このたび、本公演の魅力をさらに伝えるべく、歌舞伎界より「中村屋」の中村勘九郎、中村七之助、中村勘太郎が出演する特別番組『中村勘九郎・勘太郎・七之助が発見！シルク・ドゥ・ソレイユ『キュリオス』…芸の神髄 SP』が3月31日（土）10:25 より放送されることとなった。

『キュリオス』のスペシャルサポーターとなった中村勘九郎・中村七之助兄弟と、勘九郎の長男・中村勘太郎。「中村屋」と「シルク・ドゥ・ソレイユ」の所縁は、勘九郎・七之助の父、亡き十八代目中村勘三郎が1992年のシルク日本初上陸当初から、幼くして歌舞伎俳優となった息子たちに世界最高峰のパフォーマンスを見せようと、毎回観に連れていってくれたことから始まっていた。「テントの匂いが懐かしい」と興奮気味の勘九郎・七之助兄弟。父との思い出のテントで、７歳になった勘太郎も連れて観劇する。

『キュリオス』のパフォーマンスを満喫したのち、3人は『キュリオス』唯一の日本人アーティスト・池田一葉（かずは）に遭遇する。『キュリオス』の冒頭から登場するキャラクターの一人「クララ」役の彼女の案内で、勘九郎親子と七之助は公演会場のテント「ビッグトップ」の舞台ウラを見せてもらうことに。

公演後の客席でクララと出会った3人

ローラ・ボーラに挑戦する勘太郎

舞台ウラでは、アーティストたちが次のステージに向けて稽古を重ねる姿を発見し、3人も演目に挑戦。3人が声をあげて驚いた空中ブランコに乗りながら不安定な筒と板を重ねバランスをとる「ローラ・ボーラ」では、そのバランスの難しさを体感した。自転車と共に宙を舞う「エアリアル・バイシクル」や、七之助が注目したアーティストが華麗なヨーヨーさばきを見せる「ヨーヨー」にも挑戦する。『キュリオス』の真骨頂でもあるクオリティの高い衣装・小道具の数々を間近で観たことで“本物”を使ったそのこだわりに、歌舞伎の道具との共通点を見出す。