大阪の新しいアートスペース[アートグラウンドcocoromi]、11月から試運転開始

SPICER

[アートグラウンドcocoromi]、樋口ミユの新作公演で幕を開ける。

関西発の戯曲賞「OMS戯曲賞」の大賞を2回受賞した現時点で唯一の作家であり、2012年には自らのユニット「Plant M」を立ち上げた劇作家・演出家の樋口ミユ。大阪市内のカフェ+ギャラリー[can tutku(ジャン・トゥトゥクー)]のアートディレクターでもある彼女だが、このたびお店の入っているビルの3階を改装し、新たなアート空間[アートグラウンドcocoromi]を仮オープンすることになった。

[アートグラウンドcocoromi]は劇場やギャラリーのみならず、稽古場や各種作業場など、多目的な利用を視野に入れている。本格的なオープンは2016年以降となるが、試用期間中も様々な人が利用できる状態にするとのことだ。中央に大きな柱が2本そびえる飾り気のない空間は、往年の名劇場[扇町ミュージアムスクエア]をほうふつとさせる。

改装中の[アートグラウンドcocoromi]

改装中の[アートグラウンドcocoromi]

こけら落としとなるPlant Mの新作は、浮浪者となっていた父親と、病院で死を待つ彼と再会した娘をめぐる、憎しみと救済の物語。「今回だけは私的に演劇を利用する」と言う通り、樋口自身の体験が大きく反映された作品になるそうだ。彼女にとって初めての試みとなる私戯曲を、初めての空間で上演するという貴重な機会。このスペースが持つポテンシャルを確認するには、絶好の公演となりそうだ。

イベント情報
Plant M『紙の船、濡れながら大海を往く』​
 
■日時:11月7日(土)~20日(金) 20:00~ ※土曜=15:00~ 日曜=11:00~/15:00~ 9・13・17日=休演
■■場所:アートグラウンドcocoromi(大阪市西成区松1-1-8 出口ビル3F)
料金:前売2,500円 当日2,800円 高校生500円
作・演出:樋口ミユ
出演:蟷螂襲(PM/飛ぶ教室)、ののあざみ、宮川サキ(sunday)、中道裕子、河ヱ仁美(劇団ふぞろいぞろい)、出口弥生、橋本浩明
問い合わせ:plant.miyu@gmail.com
公演サイト:http://plant-m.jimdo.com/

 

シェア / 保存先を選択