サル1億匹VS人間3千人の激突を『シン・ゴジラ』特技総括・尾上克郎氏が描く!綾野剛の超人的剣客ぶり?も収めた『パンク侍、斬られて候』予告
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6月30日公開の映画『パンク侍、斬られて候』の予告編とポスタビジュアルが公開された。あわせて、同作のエンディングテーマを感覚ピエロが担当することも発表されている。
『パンク侍、斬られて候』は、町田康原作の小説を主演・綾野剛、脚本・宮藤官九郎、石井岳龍監督で実写映画化するプロジェクト。主演の綾野剛が自称「超人的剣客」の浪人・掛十之進を演じるほか、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、國村隼、豊川悦司ら10名のキャストが強烈なビジュアルで出演。さらに、永瀬正敏が甲冑を身にまとった“猿将軍”大臼延珍(デウス ノブウズ)役で登場する。
解禁された予告編では、12人のクセ者たちによる破天荒な掛け合いと、壮大なハッタリ合戦が収められているほか、映像の後半には、猿と人間による壮絶な大合戦シーンの一部も登場。本編では、1カットに1億匹の猿と人間3,000人が映り込む大規模な戦闘も観られるという。なお、この大合戦シーンを手掛けたのは、映画『シン・ゴジラ』の特技総括を務めた尾上克郎特撮監督。そのほか、「超人的剣客」を自称する主人公・掛十之進の活躍にも注目だ。いまだ全貌が明かされていない本作について、石井岳龍監督は「主人公の掛をはじめ、様々な濃いキャラクターたちが縦横無尽に活躍し、人と猿と腹ふり党の合戦があり、と非常に欲張った映画なのです」と意味深なコメントを発表している。
感覚ピエロ
また、予告冒頭のバックには、感覚ピエロによるエンディングテーマ「夜のスピード」も流れる。同楽曲は映画『パンク侍、斬られて候』のために新たに書き下ろされたオリジナルソング。感覚ピエロが宮藤官九郎脚本の作品に関わるのは、2016年のドラマ『ゆとりですがなにか』主題歌を担当して以来2度目。
今回の楽曲制作に関して感覚ピエロは、「今までには無かったような映像で魅せる、正に文字通り“パンク”なエンターテイメントが生まれようとしている。その事実に胸が躍りました。エンドロールを観る人の心にきしんでいるカオスを、幻想的なサウンドとメロディで包み込むというテーマで黙々と情景を描いていく鍵盤と歌を軸に、余計な音は一切鳴らさずに、あえてバンドサウンドから離れたアプローチで制作しました。「パンク侍」×「感覚ピエロ」の、ジャンルを超越した「パンク」がここに表現されました。是非劇場で、ご自身の目と心で、最後の瞬間まで「パンク侍」そして「夜のスピード」をご堪能ください」とコメントしている。
『パンク侍、斬られて候』6月30日(土)夏ロードショー。