大相撲七月場所の番付発表! ジョージア出身の30歳栃ノ心が新大関へ
7月8日(日)から15日間、愛知県のドルフィンズアリーナで大相撲七月場所が開催される
日本相撲協会は、7月8日(日)から始まる大相撲七月場所(愛知県)の番付を発表した。
注目は先場所で13勝を挙げ、大関昇進を果たした栃ノ心だ。ジョージア出身の30歳は、一月場所で初の幕内最高優勝(14勝1敗)を遂げており、新入幕から実に10年、新三役から8年という長い年月をかけて大関という地位までたどり着いたことになる。
先場所で自身初の連覇を達成した鶴竜は東の横綱、先場所11勝と振るわなかった白鵬は西の横綱に座り、栃ノ心以外の大関2人(豪栄道、高安)は“カド番”を迎える。その他、三役では5場所連続で勝ち越し中の逸ノ城が関脇の地位を守り、西小結の松鳳山は2014年3月場所以来26場所ぶりの三役復帰となる。
新入幕は26歳の琴恵光と22歳の明生で、場所前に22歳を迎える阿武咲が再入幕を果たした。平成生まれの力士が着々と増えていく一方で、三役以上の力士は10人中7人が30歳以上。上位進出を狙う若手と、立ちはだかるベテランの意地と意地がぶつかり合う、大相撲七月場所を制するのは一体誰か――。