カプコンの『鬼武者』が日本語ボイス完全新収録、最新ハード対応のグラフィックで蘇る

カプコンは、12月20日発売予定の新作ゲーム『鬼武者』登場人物の詳細と、新規収録された日本語ボイスのキャストを10月2日に公開した。

『鬼武者』は2001年にPlayStation2向けに発売された戦国サバイバルアクションゲーム。全世界で累計200万本以上が売れた大ヒット作だ。その最新作がPlayStation4、Nintendo Switch、Xbox Oneという最新ハードで高精細となって蘇る。

主人公は明智光秀の甥である明智左馬介秀満。そんな明智左馬介秀満のキャラクターボイスをPlayStation2では俳優の金城武が演じていたが、本作でもそれは引き継がれた。日本語ボイスは今回全て新たに収録されている。さらに壮大な世界観を彩るBGMも新規作成され、リメイクでありながら、最新のゲームとして生まれ変わっている。

それでは主なキャラクターとボイスキャストを紹介していこう。

明智左馬介秀満（CV：金城武）

明智左馬介秀満

主人公。武芸百般に通じる達人。天下無双を目指し、好敵手を求めて諸国を渡り歩いている。普段の無口さゆえ、冷徹な男と見なされがちだが、熱血で正義感は人一倍強い。

金城武/Photographer : Yoshihisa Marutani

織田信長（CV：立木文彦）

織田信長

天下統一を目指す稀代の名将。桶狭間の戦いで今川義元に逆転勝利し、勢いに乗る。「尾張のうつけ」と呼ばれ、大胆不敵で常識外れながらも信念のある人物だったが、桶狭間以降は、冷酷で残忍な振る舞いが目立つようになる。

立木文彦

かえで（CV：小松未可子）

かえで

左馬介と共に旅を続けているくノ一。元は左馬介の命を狙う伊賀の忍だったが、いつしかその自由奔放な生き方や器の大きさにひかれ、左馬介と行動を共にするようになった。

小松未可子

雪姫（CV：名塚佳織）

雪姫

稲葉山城の城主、斎藤義龍の妹。左馬介とは従兄弟にあたる。城内の異変にいち早く気づき、左馬介に手紙を送った。何者かの手により、稲葉山城の居館からさらわれてしまう。

名塚佳織

木下藤吉郎（CV：高木渉）

木下藤吉郎

織田信長直属の部下。信長からの信望も厚く、絶対の忠誠を誓っているように見えるが、心の奥底では己の出世のみを願っている。

高木渉

夢丸（CV：金元寿子）

夢丸

謎の少年。左馬介が雪姫を探して城内を探索している際に偶然出会う。

金元寿子

ヘキュバ（CV：佐古真弓）

ヘキュバ

巨大な蜂の姿をした高等幻魔で、地獄門を召喚することができる数少ない幻魔のひとり。昆虫型の幻魔の卵を多数産卵し、ふ化させたそれらを城内へと送り出している。

佐古真弓

ギルデンスタン（CV：大塚芳忠）

ギルデンスタン

「幻魔王」に仕え、太古の昔から生きながらえる高等幻魔。知識欲が非常に強く、その卓越した頭脳でおぞましい研究を続けている。新たな幻魔を生み出すためには手段を選ばず、あらゆるものを研究材料として利用する。

大塚芳忠

ナレーション（CV：麦人）

壮大な歴史のうねりを舞台に、人、そして鬼と幻魔が絡み合う物語を渋い口調で語り、重厚感を与える名優だ。

 

ゲームは戦国サバイバルだけに、剣戟の快感も追求。さらに鬼力を使った大技や、倒した幻魔の魂で回復したり武器やアイテムの強化に利用できる。

また、物語の進行によって操作キャラがかえでに切り替わることもあり、くノ一アクションも楽しめる。

ゲームは難易度「易しい」を初期開放しているので、初めてでもつまずかずに進められるはずだ。発売までまだ時間があるが、動画も少しずつ発表されおり、期待は高まるばかりだ。