2019年初夏公開!湯浅政明監督最新作は「シンプル&まっとうなラブストーリー」

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2018.11.1
舞台挨拶イベントに登壇した湯浅政明監督

舞台挨拶イベントに登壇した湯浅政明監督

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第31回東京国際映画祭にて特集企画として開催中の「アニメーション監督 湯浅政明の世界」で湯浅政明監督の初のオリジナル長編アニメであり、2017年に仏・アヌシー国際アニメーション映画祭で長編部門のグランプリにあたるクリスタル賞を受賞した『夜明け告げるルーのうた』が10月28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて上映された。

上映後に開催された舞台挨拶イベントには湯浅監督が登壇し、2019年初夏には新作『きみと、波にのれたら』が公開されることが発表された。前作に続く、オリジナル長編となる新作は、シンプルでまっとうなラブストーリーだと語った湯浅監督。現在、絶賛製作中という新作について、“現時点で言えること”を教えてくれた。

新作のストーリーについて語る湯浅監督

新作のストーリーについて語る湯浅監督

新作の舞台となるのは、海辺の街。ラブストーリーの主人公は、21歳の消防士・港と19歳の大学生・ひな子。港は正義感が強く、仕事でも信頼されていて、器用でなんでもそつなくこなすように見えるけれど、実は人一倍努力家でもある。

一方のひな子は、サーフィンが大好きでその腕前はかなりもの。明るくてあっけらかんとした性格だけど、実は自分の未来については自信が持てません。

火事騒動をきっかけに消防士・港に出会ったひなこは、誰かのために一生懸命になれる彼の姿に惹かれていく。そして港も、ひな子に特別な想いを抱いていたのだ…。

©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

ビジュアルが初披露されると、会場がどよめいた。そこには港とひな子が水の中で抱き合う姿が描かれていた。水の中…、自然と前作を思い浮かべてしまう。

湯浅監督は「続編ではないけれど、『ルー』とちょっと繋がっているところがあります」とし、『ルー』の次の話のような位置付けだと説明。「僕のなかではもっともシンプルでまっとうなラブストーリーです」とも語った。実は、『ルー』製作時に、ルーの拡大バージョンも描いてみたのだという。「意外とそれが生々しい姿に見えてしまったので、もとの大きさに戻しました」と笑顔で振り返る。

「『ルー』では、やらなかったラブストーリーです」と前置きし、現在どんどん絵を作っている段階の本作は、「スペクタクルもあるし、ドラマとしての盛り上がりもある、誰もが楽しめる作品」であることも明かした。

主人公の名前をうっかり忘れて照れる湯浅監督

主人公の名前をうっかり忘れて照れる湯浅監督

港とひな子の苗字はそれぞれ、雛罌粟(ひなげし)と向水(むかいみず)。この特徴ある名前もストーリーに関連してくるということなので、注目してみよう。

また、タイトルの「波にのれたら」に関して、「ひな子はサーフィンが大好きで、得意だけど、人生の波にはうまくのれない。うまく波にのれているような港にも実は秘密があって…。うまく波にのれていない純粋な主人公を、いい波にのせてあげたいというような気持ちです」と語る。

カメラに向かってシャカサイン!

カメラに向かってシャカサイン!

イベントで上映された『夜明け告げるルーのうた』について、MCのフジテレビ・笠井アナウンサーからの「『崖の上のポニョ』を意識して作った作品なのか」という質問に、「『ルー』を人魚にしたのは、ほかに競合がいないから。『ポニョ』に似てる?と気づいたのはずっと後ですね。」と周囲に言われるまで気づかなかったことを明かした。

続けて「もちろんジブリは大好きです。でもジブリ愛というより宮崎駿愛はありました」と語り、宮崎駿作品では『パンダコパンダ』が好きだと告白。さらに「『ルー』のパパのキャラクターは、『パンダコパンダ』のパパンダをイメージしています」と笑顔で明かしていた。

最近お気に入りの「シャカサイン」でニッコリする湯浅監督とMCの笠井アナ(左)

最近お気に入りの「シャカサイン」でニッコリする湯浅監督とMCの笠井アナ(左)

『きみと、波にのれたら』は2019年初夏、全国ロードショー! 港とひな子の声を担当するのは誰なのか? キャスト発表も楽しみに待ちたい。

作品情報

『きみと、波にのれたら』

2019年初夏、全国ロードショー

【ストーリー】
大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港(みなと)と出会う。一緒にサーフィンに行くなど行動を共にするうちに、ひな子は誰かのために一生懸命になれる港にひかれてゆく。港もまたひな子に対して特別な想いを抱いていたのだった。

【キャラクター】
●雛罌粟 港(ひなげし みなと):消防士。21歳。
正義感が強く仕事でも信頼されている。器用で何でもそつなくこなすように見えるが、実は人一倍努力家。

●向水 ひな子(むかいみず ひなこ):大学生。19歳。
サーフィンが大好きでその腕前もかなりのもの。明るくあっけらかんとした性格だが、自分の未来については自信を持てずにいる。
 
公式サイトkimi-nami.com/
 
(C)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
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