吉川晃司、日本シリーズ始球式で瀬戸際カープへエール「今日はいつもと違う雰囲気」

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2018.11.4
力強い投球を見せた吉川晃司(右)と、それを見守る広島カープのK. ジョンソン投手(左)。(c)TBS

力強い投球を見せた吉川晃司(右)と、それを見守る広島カープのK. ジョンソン投手(左)。(c)TBS

本日11月3日に広島・マツダスタジアムで開催中のプロ野球「SMBC日本シリーズ2018 第6戦 広島×ソフトバンク」の始球式に、吉川晃司が登板した。

この試合の生中継を行っているTBS系のドラマ「日曜劇場『下町ロケット』」に帝国重工の財前道生宇宙航空部部長役で出演している吉川は、地元・広島での始球式のマウンドに衣装もメイクも完璧な“財前部長スタイル”で上がる。しかしジャケットを脱ぐとベストには広島カープのカープ坊やのロゴマークが刺繍されており、カープファンを大いに沸かせた。

キレのある投球を披露した吉川は「これまで惜しい戦いが続いてますが、今日は密度が濃く、いつもと違う雰囲気に感じたのでこれが追い風になるといいですね」とソフトバンクに王手をかけられたカープへエール。さらに「僕はこれまで始球式と国歌独唱で過去に2度出ているのですが、一度も負けがないので、今日も勝ちますよ!(笑)」と勝利への自信を覗かせるコメントを送った。

吉川晃司 コメント

今日は「下町ロケット」の財前のスタイルで始球式に臨ませていただきました。ただ、どこかにカープを身につけたいと思い、背中にカープ坊やの刺繍を入れ、気持ちを込めました。
小学校の高学年ぐらいの時に、カープが初めて優勝したときのパレードで、ご家族の遺影を持ってらっしゃる方がいたのを強烈に覚えてます。みんな「おめでとう」ではなく、「ありがとう」と言っていて、やはり広島は他の球団とは違う、戦後の復興のシンボルなんだと思いました。
これまで惜しい戦いが続いてますが、今日は密度が濃く、いつもと違う雰囲気に感じたのでこれが追い風になるといいですね。
僕はこれまで始球式と国歌独唱で過去に2度出ているのですが、一度も負けがないので、今日も勝ちますよ!(笑)。

音楽ナタリー
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